京都発祥で全国に230店舗(2022年1月20日時点)のチェーン展開をする人気ラーメン店の「天下一品」。鶏ガラベースのドロっとしたこってりスープが特徴で、ほかに類を見ないその中毒性のあるラーメンは全国のファンを惹きつけてやまない。そんな天下一品から1日5食、期間限定でこってりの頂点という「超こってり」が発売されるという。期間は2月1日から28日までの1ヶ月間だ。一体どのようなラーメンなのだろうか。限定なので食べそびれてしまうことがないよう、しっかり事前情報を確認しておこう。
超こってりは濃厚すぎて、麺がすすれない?
1971年11月に創業したラーメン専門チェーン店「天下一品」は、創業50周年特別企画として、2月1日から28日の1ヶ月間、1日5食限定で“こってりの頂点を超える一杯「超こってり」”を販売することを発表した。天下一品総本店を除く全国の天下一品店舗で発売され、天下一品中野店では全国に先駆け1月22日より先行販売されるという。予約はできないため、先着5名に入るためには開店前から並ぶ必要がありそうだ。
あのどろっとしたこってりラーメンを超えるこってりとは、一体どのようなラーメンなのだろうか。
天下一品のこってりスープは創業者の木村勉が約4年間の試行錯誤を経て完成した、50年間愛され続けてきたこだわりのスープ。箸が立つほどに粘度が高く濃厚なのだが、こってり中毒者からはさらなるこってりへの期待が以前より寄せられていたという。そこで試作を重ね生み出されたのが超こってりだ。
公式HPによると「贅沢に鶏ガラを使用」し「時間と手間を惜しまず、じっくりじっくりと煮込み」「スープの仕上げに刻み玉ねぎをプラスし、さらに煮込んで旨味を引き出し完成させた」という。こってりすぎて通常の麺の長さではすすることができないため、通常の半分の長さの麺を使用、すするのではなく、麺と一緒にスープを食べることになるそうだ。口当たりは超こってりだが後味は驚くほどスッキリしている、というが本当だろうか、是非試してみてほしい。
天下一品からの挑戦状? 挑戦権を勝ち取るのも至難の業か
この発表に全国のファンからは喜びの声が続々と上がっている。SNSを覗いてみると、「なん…だと…」「おい!事件やぞ!!」「これは休み取ってでも行かねば」「これはなんとしても食う!」などの声が溢れ、なかには「胃袋殺しにかかってんな」「これは挑戦状というヤツなのでは?」と恐れ慄く声も。確かに1日先着5名となると、朝早くからの行列は必至だろう。しかも、28日間しかない。もしこの伝説のラーメンにありつけられたら、幸運かもしれない。
天下一品では同じく50周年記念として、2020年11月にle coq sportifとコラボした“こってりスニーカー”なるものを発売し、話題を呼んでいた。この時も想定を超える反響があり、即完売し、ネットで高値で取引される現象まで起きていた。やはり天一人気は計り知れない。今回の超こってりも1日限定5名なだけに、日本中で大きな反響が起こりそうだ。
果たしてあなたはこの超こってりに挑戦することができるだろうか? 挑戦する資格が得られるのは、恐らく朝早くから並び先着5名に入ることができたものだけだ。是非とも早起きをして挑戦権を勝ち取ってみてほしい。
●天下一品 50周年特別企画【天下一品】
※サムネイル画像は(Image:「天下一品」リリースより引用)