子どもの頃は嫌いだったのに、大人になると好きになるもの…2位の「レバー」を抑えた1位は?

読者のみなさんは子どもの頃に苦手だった食べ物はあるだろうか。大人になるにつれて食べ物の好みは変わるもので、世の中には「大人の味」と形容される食材も少なくない。
今回は「子どものころは嫌いだったのに大人になると好きになるもの」ランキングに並んだ食べ物を見て、「そういえば自分も食べられなかったな」と懐かしく思っていただきたい。

子どもが苦手なのはクセのある食べ物

子どもの好き嫌いは、親を悩ませる深刻な問題だ

「子どものころは好き嫌いが激しかった」という人でも、成長するにつれ食の幅が広がることは珍しくない。情報メディア「さぶろぐ」が20歳以上の男女を対象に「子どものころは嫌いだったのに大人になると好きになるもの」についてのアンケートを実施。大人になって好きになったものランキングが発表された。

第8位は「塩辛」。お酒のアテにはぴったりだが、クセのある肝の味が子どもの口には合いそうにない。7位は薬味として食べることが多い「みょうが」だ。鼻に抜ける独特の香りに子どもの好き嫌いは分かれるが、大人になると天ぷらや味噌汁などにして食べてもおいしく感じるようになる。6位の「ビール」はなぜか年を経るごとにおいしくなる、大人自身も不思議な飲み物と言えるだろう。

トップ3は「煮物」「レバー」そして「ピーマン」

バランスの取れた食事のためには、好きになってほしいものばかり(「さぶろぐ」調べ)

トップ5を見ていこう。5位の「ゴーヤ」は苦みが強いが、ゴーヤチャンプルーで卵と一緒に食べるなど“おいしい食べ方”を知ることで好きになる人も多いようだ。4位は「魚料理」で、ガツンと食べ応えのある肉のほうが好きだったという意見以外にも、骨取りが面倒で嫌いだったという意見が多数あった。子どもに進んで魚を食べてもらうためには、切り身を使うことでハードルを下げるといいかもしれない。

トップ3には、同率2位で「レバー」と「煮物」がランクイン。レバーは食感や臭みのある味が嫌厭(けんえん)される理由のようだ。家庭の味ではなく、店の味を知ったことでおいしく感じるようになったり、鉄分が豊富なため貧血予防で摂るようになったりと食べるきっかけはさまざま。煮物に関しては、見た目の地味さがまったく子どもウケしないよう。大人になってから、出汁の味わいが染みるようになる気持ちはなんとなく分かる。

確かに子どもの頃はレバーって苦手だった記憶があるが、ビールとの相性がよさそうだ

(画像は「写真AC」より引用)

そして堂々の1位となったのが、子どもが嫌いな食べ物の代表格「ピーマン」だった。肉詰めや無限ピーマンなど食べやすいレシピはあるが、苦味のある食材はどうしても子どもに苦手意識を持たれがちだということが改めて分かった。

子ども時代は食べられない料理が、大人になって一転大好きな食べ物になることもある。特に“辛み”“苦み”は、大人だからこそ楽しめるおいしさだ。久しぶりに食べてみたら「案外イケる!」なんてこともあるかもしれない。

出典元:【調査レポート】子供の頃は嫌いだったのに大人になると好きになるものは?1位は「ピーマン」!【さぶろぐ

※サムネイル画像は(「写真AC」より引用)

オトナライフ編集部
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