日本の国民食ともいわれるカレーライス。なかでも温めるだけで素早く簡単においしいカレーが食べられるレトルトカレーは、忙しい毎日を過ごす現代人にとって心強い味方だ。では数あるレトルトカレーのなかでも、多くの人が「最高にうまい!」と認めるのはどの商品だろうか。
そこで今回は「最高にうまい!と思うレトルトカレーランキング」を紹介していく。
ハウス食品の人気カレーが続々ランクイン!
Webアンケートサイト「gooランキング」は、2022年1月にネット上で「最高にうまい!」と思っているレトルトカレーについてのアンケートを実施、その結果を1位から52位までのランキングにして発表した。ここではそのトップ10を紹介する。
第10位はエスビー食品の「ゴールデンカレーレトルト」と「ホテル・シェフ仕様 欧風ビーフカレー」、ハウス食品の「プロ クオリティ ビーフカレー」の3品が14票で並んだ。第9位もエスビー食品の「カレー曜日」(15票)。第8位はヤチヨの「よこすか海軍カレー」(19票)。全国のスーパーなどで売られている大手食品メーカーの商品に混じり、神奈川県横須賀市の特産品であるよこすか海軍カレーがランクインしていることにも注目だ。
続いて第7位はハウス食品の「レトルト こくまろカレー」(21票)、第6位も同じくハウス食品の「ククレカレー」(27票)。第4位は同率で江崎グリコの「カレーLEE」とハウス食品「カリー屋カレー」(28票)。ハウス食品の定番レトルトカレーが並ぶなか、ランクインしたLEEは辛さ20倍や30倍などもある本格的な辛口カレー。そのコク深い旨辛さにハマる人も多いようだ。
圧倒的第1位は、やっぱり元祖レトルトカレーの…
第3位はハウス食品の「カレーマルシェ」(42票)。1983年に発売された、ビーフとマッシュルームをバターや生クリームを使ったコクのあるまろやかなソースで煮込んだ欧風カレー。贅沢気分が味わえる高級レトルトカレーとして愛され続けてきたロングセラー商品だ。第2位は明治の「銀座カリー」(63票)。昭和初期に発売されたカレーの素「キンケイ・ギンザカリー」の復刻版として誕生した。“モガ(モダンガール)”や“モボ(モダンボーイ)”たちが闊歩し、洋食文化が花開いた銀座で人気だったのがライスカリー。その憧れの味を再現したドミグラスソースをベースにした英国風のカリーが、時代を超えて今なお愛されている。
そして圧倒的人気を誇る第1位は大塚食品の「ボンカレー」(126票)だった。1968年に世界初の市販レトルトカレーとして登場した元祖・レトルトカレー。発売から半世紀以上の時を経ても、これほどに高い人気を得ていることに驚く結果となった。
ちなみに、ボンカレーは時代に合わせ味に改良を重ね進化し続けているが、沖縄県限定で初代のボンカレーが発売されている。味だけでなく、パッケージも発売当時のレトロなまま。沖縄では初代の味の方が好まれたため、限定で発売されているのだそう。沖縄土産に沖縄限定の初代ボンカレーというのもアリかもしれない。
出典元:最高にうまい!と思う「レトルトカレー」ランキング【gooランキング】
※サムネイル画像(Image:amazon.co.jp)