女性が選ぶ「ベーカリーチェーン」ランキング、総合満足度第1位に輝いたのは本場パリ発のあのベーカリー!

焼きたてのパンの香りが漂い、ふわふわの食パンやおしゃれなバゲット、惣菜パンにスイーツパンなどさまざまな種類のパンが数多く揃い、訪れるだけでもワクワクする街のベーカリー。近年ではパンの消費が米の消費を上回り、さらにコロナ禍による内食需要の高まりもあって、ますますパンの消費が加速している。

そこで今回は、女性が選んだベーカリーチェーンのランキングを紹介しよう。人気が高いのはどのベーカリーなのだろうか。

よく利用するベーカリーは「ドンク」、リピート率が高いのは?

利用率1位のドンクは、リピート率でも2位にランクインしている(「シルミル研究所」調べ)

子育て世代向けの情報メディア「あんふぁんWeb」を運営する株式会社こどもりびんぐは、2022年2月にインターネット上で全国の女性525人を対象にベーカリーチェーンに関する調査を実施、その結果をランキング形式で発表した。ここではそのうち「利用率」「リピート率」「総合満足度」の3分野のランキングを紹介する。

まずはよく利用するベーカリーのランキング、「利用率」だ。第3位に選ばれたのは「リトルマーメイド」、第2位は「ヴィ・ド・フランス」、そして第1位は1905年に神戸で創業し現在国内外に約200店舗を展開する老舗ベーカリーの「ドンク」だった。店舗ごとにオリジナルパンがあり、地域や期間限定のパンも多くいつ行っても飽きないところも人気の秘密のようだ。

次に「リピート率」のトップ3。何度も通いたいベーカリー、第3位は「メゾンカイザー」、第2位は「ドンク」、第1位は1967年広島に生まれ全国に約75店舗を展開する「アンデルセン」となった。今では日本国内のベーカリーでは当たり前となった、トングとトレイを設置しセルフサービス方式の販売方法を初めて実施したと言われているアンデルセン。創業者がデンマークで食べたデニッシュパンに感銘を受け、デンマークのパンの美味しさを日本に伝えたいと考えたことから生まれたという。その想い通りに、多くの人が通うベーカリーチェーンに成長したことが分かる。

総合満足度の上位には、少し高級なイメージのベーカリー

天才パン職人と呼ばれるエリック・カイザーが1996年にエリック・カイザー1号店を出したのがメゾンカイザーの原点(「シルミル研究所」調べ)

最後は女性が選んだベーカリーチェーンの総合満足度のランキング。第3位はアンデルセンやリトルマーメイドと同じアンデルセングループである「タカキベーカリー」、第2位には1889年にフランスで生まれた、少し高級感のあるベーカリー「ポール」がランクイン。そして、第1位はパリ発の世界中に愛されているフランスパン専門店「メゾンカイザー」という結果となった。

19世紀以前のフランスで行われていた天然酵母を使った伝統的なパン製法にこだわるメゾンカイザー。2001年に日本初出店として「メゾンカイザー高輪本店」がオープン、現在では都内を中心に全国約30店舗を展開している。ポール同様、どちらかというと高級なイメージのあるベーカリーチェーンだが、時間も手間もかかる天然酵母を使った美味しいパンが多くの女性の心を掴んでいるようだ。

以上が女性の選んだベーカリーチェーンランキングだが、あなたのお気に入りのベーカリーはあっただろうか。少し足を伸ばしたところに普段はあまり行かないベーカリーがあれば、ぜひ試してみてほしい。どんなに忙しいときでも、朝食やランチ、おやつタイムに美味しい焼きたてパンがあれば、それだけで少し幸せな気分になれるはずだから。

出典元:ご褒美や気分転換にも!女性が選ぶ「ベーカリーチェーン」ランキング【あんふぁんWeb

オトナライフ編集部
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