マクドナルドを代表するメニュー、「マックフライポテト」。おやつに、軽食に、ハンバーガーのサイドメニューとして、誰でも一度は食べたことがあるのではないだろうか。
2022年3月10日に投稿された、まめ大福(@olTGxMG0zsEhWqC)さんのマックのポテトをカリカリに保つためのテクニック、通称「ポテトケア」を紹介したツイートは、ネットに掲載するや否や瞬く間にいいねとリツイートの嵐となった。
大事な事を言います!!
ドライブスルーでマックを買ったら、すぐさま紙袋の上を開けるのです。
ポテトがシナシナになりません。
これを私はかってにポテトケアと呼んでいます。
— まめ大福 (@olTGxMG0zsEhWqC) March 10, 2022
今回は、まめ大福さん直伝の「ポテトケア」について、ツイッターの反応も含めてご紹介していきたい。
ポテトケアとは!?
普段から、ホットスナックが蒸気で蒸されることを危惧していた、投稿主のまめ大福さんは、その日たまたまマクドナルドをテイクアウトしたので、ツイッターにいる自身のフォロワーたちに向け、こちらのツイートを投稿する。
「大事な事を言います!!
ドライブスルーでマックを買ったら、すぐさま紙袋の上を開けるのです。
ポテトがシナシナになりません。
これを私はかってにポテトケアと呼んでいます。」
ところがこのツイート、「ポテトケア」というネーミングの語感の良さも相まって、あっという間に世間に広がり、最終的にはまめ大福さんのフォロワーだけでなく、日本中のツイッターユーザーが目にすることとなったのだった。普段から、物を擬人化したオリジナル単語を作るのが好きだったと言うまめ大福さんだが、「ポテト」を「ケアする」という発想が出てくるあたり、ツイッターを通しても非常に優しそうな人柄であるということがうかがえる。
マックのポテトをカリカリに保つには、すぐに紙袋の上を開けるだけで良い。このツイートには400人以上のツイッタラーたちから、さまざまな反応があった。
ポテトケアは応用できる!
こうしてツイッター上で話題となった「ポテトケア」だが、マックのポテトがシナシナになる理由としては、揚げたてをスピーディに袋へ入れるため、水蒸気が発生することが主な原因だと考えられる。中には、入れ間違いを確認するために無意識にポテトケアをしている人もいたようだ。
「ポテトケア」の応用編として、マックのナゲットや、ケンタッキーのチキンやクリスピーにも応用できるという意見までもが熱く飛び交い、人は密かにファストフードのサイドメニューシナシナ問題に対する様々な対策を、人知れず講じていたことが明らかとなった。
アツアツを食べたい派
ただし、このポテトケアを行うことによって生じる別の問題もある。早めに袋を開けておくことで、カリカリは維持できるものの、「アツアツを食べたい派」としては、温度低下の問題にぶち当たるというのである。すぐに冷めてしまうということが唯一の難点かと思いきや、ドライブスルーを利用してのテイクアウトを行う場合は、車内で袋を開けると一気に車の中がマック臭に包まれてしまうという、アクシデントも発生するようだ。筆者もマック臭は嫌いではないが、翌日まで他人を乗せられない車になることは間違いない。
ドライブスルーでポテトケアを行いたい場合は、香りを存分に楽しみながら帰路につける自信のある人か、外気温が気にならない季節などに、袋と同時に車の窓も開けるのがいいかも知れない。
カリカリが好き?シナシナが好き?
「ポテトケア」を行うことで、カリカリのポテトがテイクアウトでも食べられるという情報は、逆に言えばシナシナのポテトが好きな人にとっては、袋を開けずにギュッと閉じておけば良いわけなので、双方にとって非常に有益な情報となった。
某きのこ、たけのこの全面戦争とは違い、いがみ合うことなく両者が平和的解決に至れたのは、「ポテトケア」という、優しいネーミングを生み出した大福さんの人柄の良さが多少影響しているのかも知れない。
ちなみに筆者はどちらかと言うとシナシナ派なのだが、ドライブスルーの窓口で袋を受け取った瞬間、間髪入れずにすぐモグモグと食べ始めてしまうので、ポテトが完全にシナシナになった状態というのは、実はあまりお目にかかれていない。今後もし、マックのテイクアウトを利用するタイミングがあれば、ぜひ大福さんの「ポテトケア」を応用して、シナシナのポテトをお腹いっぱい食べてやろうと思っている。