ノンアル・微アルコールビールの専門メディアが、「微アルコールビール」の人気ランキングを発表した。前回のノンアルコールビールランキングに続くもので、人気が高まる微アルコール業界の強者が明らかに。結果は、あるブランドが1位と2位を独占する圧倒的な結果となった。はたして微アルコール業界の絶対王者はどのブランドなのだろうか…?
各社しのぎを削る微アルコールビール、3位はサッポロ
ひとくちにビールといっても、今や「ノンアルコールビール」「発泡酒」「第3のビール」などさまざまなテイストが揃う。その中に加わりすっかりひとつのジャンルを確立しているのが「微アルコールビール」だ。微アルコールビールとは、アルコールがわずか0.3〜0.7%程度のビールテイスト飲料のこと。このたびノンアルコールビール・ローアルコールビール専門メディア・Alldropが、月に1本以上微アルコールビールを飲む20歳以上の男女521名に「最も好きな微アルコールビール」を調査。ランキング化して発表した。
微アルコールビール人気ランキングで3位となったのは、サッポロビールの「The DRAFTY(ザ・ドラフティ)」。アルコール分は0.7%だ。The DRAFTYは愛飲家を満足させる複雑な香味を生むために、一度麦芽100%のドラフトビールを醸造してからつくっているそう。ネット上では「柔らかい感じ」「軽い飲み口」「麦飴みたいな余韻も感じる」などのコメントが上がっていた。
驚きの得票数で3位を引き離した「ビアリー」シリーズ
2位となったのはアサヒビールの「アサヒ ビアリー 香るクラフト」だ。アルコール分は0.5%。2種類展開のビアリーシリーズのひとつで、フルーティーな香りとコクを売りにしている。「泡立ちがきめ細かい」「ペールエールのような感じでさわやか」など、さっぱりとした飲み心地だ。そして1位となったのも「アサヒ ビアリー」だった。高級感のある黒を基調としたデザインのラベルで知られ、消費者からは「コクや苦味をしっかり感じる」「ガツンとくるキレはないもののライトな苦味」「ほぼビール」など評価が高かった。
1位と2位を占めたビアリーは、2つをあわせると全体の8割以上の得票数となり圧倒的な人気を誇っていることが分かった。このトップ3は男女別・年代別に見てもほとんど同じであり、20代のみ1位と2位が逆転するものの、ビアリーシリーズがトップ2であることに違いはない。微アル界の「一強」と言って差し支えない結果となった。
アルコールへの耐性やTPOにかかわらず、あらゆるシーンで誰もが楽しめるように進化を続けるビールの世界。気になった方は、一度試してみてはいかがだろうか。
出典元:Alldropは→こちら
※サムネイル画像(Image:icosha / Shutterstock.com)