春の陽気を感じさせる今日この頃。旅に出たくなってくる季節が、本格的にやってきた。旅に出ると、その土地のおいしい食べ物を食べるのも大きな醍醐味。なかでも、「ご当地バーガー」というジャンルは手軽に地域のものが食べられるうえ、写真映えするものも多いため、近年人気に拍車がかかっている。
今回はじゃらん編集部が2022年2月に実施した、ご当地バーガーの人気調査の結果についてお伝えしていきたい。
個性派ご当地バーガーランキングを発表!
ご当地バーガー人気に火をつけたとされるのが、元祖とも言われる「佐世保バーガー」。佐世保にある米軍基地から直接レシピを聞いて作り始めたのが始まりなのだそう。この他にも、ブランド牛を使った豪華なものや、あっと驚く見た目のものなど様々あるが、いったいどのご当地バーガーが人気を獲得したのだろうか。
まず、第5位に選ばれたのは栃木県の「宇都宮野菜餃子バーガー」。栃木県内のフレッシュネスバーガー4店舗のみで限定販売されるもので、宇都宮餃子会とのコラボレーションにより誕生したメニューだ。野菜たっぷりの揚げ餃子を、4つドドンとまるごとサンド。味付けはエビチリソースで、白髪ねぎとシソの葉をトッピングした中華風ご当地バーガーとなっている。
そして第4位には香川県の「さぬきうどんバーガー」がランクイン。さすがうどん県だけあって、うどんもバーガーに挟んでしまうという大胆さ。くるくる巻かれた生姜風味の醤油ダレに絡めたうどんの上に、鶏肉ハンバーグ、半熟の目玉焼きが乗っかっているという食べごたえ十分の仕様だ。ネギやかつお節の風味も相まって、思わず釜玉うどんを食べているのと勘違いしてしまう人もいるとか!?こちらは津田の松原サービスエリア(上下線)にて土日祝のみ、各日30個限定で販売されているという。
第3位に選ばれたのは、岩手県の「恋し浜帆立バーガー」だった。こちらの魅力は、三陸町綾里小石浜産のブランド帆立「恋し浜帆立」を豪快にまるごと1個使用している点。「肉厚で甘味のある上質な帆立をクリームコロッケにしてサンドしたもの」という紹介文を読むだけでよだれが止まらなくなりそうだ。ビジュアルもほぼ球体のようなコロッケの厚みには驚かされ、写真映えも間違いなしの一品だ。1日20食限定のため、お昼前には完売してしまうこともあるそうなのでご注意を。
第2位に選ばれたのは、鳥取県の「牛骨ラーメンバーガー」だった。ソウルフードとして長年愛される「牛骨ラーメン」を専門店がバーガーにアレンジしたものだ。バンズではなく、麺を長方形に焼き固めたもので鳥取県産の豚肩ロースを煮込んだチャーシューや煮玉子風目玉焼きなどの具材をサンド。具材はほぼ牛骨ラーメンと同じというこだわりようだ。片手でラーメンが味わえてしまう画期的なバーガーとなっている。
そして栄えある第1位に選ばれたのは、福島県の「喜多方ラーメンバーガー」だった。こちらもバンズではなく、麺を丸く焼き固めたもので豚の角煮、メンマ、ナルトなどのラーメンの具をサンドしている。味付けは、喜多方ラーメンさながらの醤油ベースの豚骨スープ味となっており、味も見た目もインパクト抜群だ。
ラーメンやうどんなど、麺類を絡めたバーガーが多く上位ランクインする傾向だった。気になるご当地バーガーがあった人は、チェックしてみては。
出典元:「個性派ご当地バーガー」ランキング!ラーメン、うどん、深海魚まで組み合わせは無限大!?【じゃらんnet】
※サムネイル画像は(Image:「じゃらん」プレスリリースより引用)