うどん・そばチェーンで圧倒的な存在感を誇り、全国828店舗、海外9つの国と地域(どちらも2022年6月7日時点、公式HPより)にも進出する「丸亀製麺」。サラリーマンであれば多くの人が一度は訪れたことがあるのではないだろうか。
今回は、そのような丸亀製麺を対象としたとある調査から、丸亀製麺のライバルが浮かび上がってきた件についてお伝えしていきたい。
約7割の人が丸亀製麺を利用したことがあると回答
ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロは6月6日、東京都在住の15~69歳3,776名を対象として5月に実施した「競合探索調査 丸亀製麺編」の結果を発表した。
その内容によれば、丸亀製麺の「認知率」は83.4%と5人に4人が丸亀製麺を知っていると回答。さらに「利用経験率」も68.7%と、ほぼ7割の人々が利用したことあると判明した。また「現在利用率」は43.1%、「シーズン1回以上利用率」17.9%という結果も明らかに。季節ごとに1回は利用するファンが6人に1人以上存在することもわかった。
一方で「1年以内丸亀製麺利用者」に対する「丸亀製麺に代わって選んだり、丸亀製麺とどちらを利用するか迷うお店(ブランド)はありますか?」という質問では63.2%が「ある」と回答している。
丸亀製麺の比較対象として思い浮かぶブランドランキングでは、第5位となったのは5.4%の人が回答した中華料理チェーン「日高屋」、4位は牛丼チェーンの「松屋」(6.8%)となった。日高屋は丸亀製麺と同じ麺類チェーン、松屋は同じファストフードの店という共通点がありそうだ。
丸亀製麺のライバルは「マクドナルド」に決定!
丸亀製麺の比較対象として思い浮かぶブランドランキング第3位は「吉野家」だった。回答率は9.0%と、同じ牛丼チェーンで4位となった松屋より一段上を行く結果となっている。そして2位にはうどんチェーンのライバル「はなまるうどん」がランクイン。回答率も18.5%と一気に跳ね上がっている。「今日はさっぱりとうどんが食べたいけど、丸亀とはなまるどっちにしようか…」と悩んでいるサラリーマンも多いのかもしれない。
そして、丸亀製麺最大のライバルとなる1位に選ばれたのは、22.1%の回答が集まった「マクドナルド」だった。やはり外食チェーン大手は強い。もしかすると、うどんの気分であっても手軽さを求めて、ついついマックに入ってしまう…なんて人も多いのかもしれない。
これから暑くなってくる時期、冷たいメニューが恋しくなる季節が到来する。いつもの丼ものや定食系だけでなく、つるりとしたのどごしのうどんを食べにいってみてはいかがだろうか。
出典元:競合探索調査 丸亀製麺編を公開しました【スパコロ】