好きな牛丼チェーン店、重視するのは味?値段?立地? 人気1位はどこ【LINEリサーチ調べ】

自分のお金を気にしながらも忙しい日々を送る社会人の味方、牛丼チェーン店。ボリューミーな牛丼をお手頃価格で、ちゃちゃっといただけるのが魅力で、どのチェーン店もそれぞれ個性を持っている。そこでLINE株式会社は、自社で運営するリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、「好きな牛丼屋チェーン店」について調査を実施。全国の15歳~64歳の男女にアンケートを行い、5,254サンプルの有効回答を得た。

およそ4分の1の人が「牛丼チェーン店に行かない」

物価が高騰している現在でも、500円以内で腹を満たせる牛丼。ありがたい存在だ

まず「牛丼チェーン店に行くかどうか」の結果を見ると、23.1%の人が「行かない」と回答。性年代別では、やはり女性の方が牛丼チェーン店の利用者は少なく、60代女性では半数がほとんど利用していないようだ。男性はどの年代も「行かない」と回答したのは20%未満であるが、そのなかで回答率が最も高かったのが19.8%で10代であった。10代は男女ともに20代~40代よりも利用率が低い。学生よりも、社会人の方がコスパおよびタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向にあり、その2点のパフォーマンスが高い牛丼屋は、社会人の好まれやすいからだと考えられる。

第1位に輝いたのは、34.1%で「すき家」(LINE株式会社「LINEリサーチ」調べ)

ここからは本題の「一番好きな牛丼のチェーン店」について見ていこう。栄えある第1位に輝いたのは、34.1%で「すき家」。全国で最も多い店舗数を誇り、多彩なメニューを取りそろえているのは特徴だ。10代~30代では男女で第1位と、若年層からの支持が厚い。すき家を好きな理由としても「牛丼の種類が充実している」ことが最も多く挙げられており、ついで「立地がいい」「値段が安い」との声が寄せられた。行きやすさ、買いやすさ、そして牛丼を選ぶ楽しさが一定の評価を得ているようだ。

「𠮷野家」では味が、「松屋」ではコスパが評価された

(Image:Takamex / Shutterstock.com)

牛丼以外にも、カレーやうどん、すき焼きなどラインナップが豊富な店が多い

続く、第2位は27.3%で「𠮷野家」。「うまい、やすい、はやい」のキャッチコピーが有名で、牛丼屋の気軽さやお手頃さのイメージの定着に一役買っている。𠮷野家は男性の支持率が高く、40代以降では、すき家を追い抜いて第1位となっている。とくに50代~60代では約4割の票を獲得した。好きな理由としては「肉がおいしい」「つゆがおいしい」といった意見が多く集まった。牛丼チェーン店の中では、味のクオリティが高いと考える人が多いようだ。

第3位にランクインしたのが「松屋」。全体では約1割の票を獲得しており、男性からの支持が大きい。アンケートでは「値段が安い」「コストパフォーマンスがいい」という意見が最も多かった。牛丼を頼むとデフォルトでみそ汁が付いてくることや、300円前後の価格で食べられる朝食セットの存在が、お得というイメージにつながっているのかもしれない。

好きな理由は、それぞれの強みが表れている(LINE株式会社「LINEリサーチ」調べ)

今回の調査では、ランクインした大手牛丼チェーン店について「利用しやすさ」「おいしさ」「コスパの良さ」とそれぞれ強みが表れており、まさに三者三様であった。忙しいときやできるだけ出費を抑えたいときに、非常に助けになる牛丼チェーン店。普段、丼を食べないという人もこれを機に、近所の牛丼屋でどんぶりを平らげるのも乙だろう。

出典元:【LINEリサーチ

オトナライフ編集部
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