【コンビニ3社食べ比べ】「旨辛チキン」セブン・ファミマ・ローソンを辛口ジャッジ

レジ横から客たちを誘惑してやまない、コンビニのホットスナックコーナー。最近は新商品が続々と登場していますが、筆者はやはり「チキン」に目がありません。特にピリリと辛い“旨辛チキン”は肌寒い今の季節にぴったりですよね。そこで今回は、コンビニ3店舗の旨辛チキンを徹底検証。ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブンの中で、最も辛いチキンは一体どれなのでしょうか。

■ローソンの「Lチキ 旨辛」

 ローソンのチキンといえば“Lチキ”。今回はバリエーション豊富な「Lチキ」シリーズの中から、辛さに定評のある「Lチキ 旨辛」をチョイスしました。まずは同商品のスペックを説明すると、価格180円(税込)のカロリー298kcal。米粉を使用することで中はジューシー、外はサクサクに仕上げています。
■価格:180円(税込)
■カロリー:298kcal

 その見た目から既に辛さが十分伝わってきますが、実際のお味は果たして…。早速1口食べてみると、んん? 全然辛くない?…と思ったら大間違い。確かに最初の1口目はそこまで辛くないのですが、後からピリピリとした辛さが広がっていきます。食べれば食べるほど口の中が辛さでいっぱいになり、3口目には辛さが本領発揮。チキンを食べ終わった後もずっと辛さが尾を引き、思わず水を飲まずにはいられませんでした…。

■ファミリーマートの「スパイシーチキン」

 続いてファミマからは、スパイス増量の「スパイシーチキン」が参戦。価格145円(税込)と「Lチキ 旨辛」よりもリーズナブルなお値段ですが、見た目はローソンほど辛そうではありません。ちなみにカロリーはなぜか地区によって異なるそうで、関西、中国・四国、北陸は218kcal。北海道、東北、関東、東海、九州は207kcalになります。
■価格:145円(税込)
■カロリー:218kcal(関西、中国・四国、北陸地区)
■カロリー:207kcal(北海道、東北、関東、東海、九州地区)

 それでは早速1口。正直スパイスの辛味だからとナメていましたが、同商品もローソンに負けていません。最初の1口は一切辛さを感じなかったのですが、徐々に舌がヒリつくように。むしろ口の中からチキンが消えた後が本番で、舌に残ったスパイスが筆者の味覚を容赦なく刺激してきました。

■セブン-イレブンの「とろ~りチーズのうま辛チキン(むね)」

 最後は、セブンの「とろ~りチーズのうま辛チキン(むね)」。他の2つとは違って文字通り、チキンの中にはチーズがたっぷり入っています。価格213円(税込)、カロリーは219kcalほど。では肝心の辛さは?
■価格:213円(税込)
■カロリー:219kcal

 チーズ入りと聞くとあまり辛そうには感じませんが、見た目は3つの中で1番えげつない色をしています。恐る恐る一口食べてみたところ… ちょっと拍子抜け。一言でいえば誰でも食べられる辛さで、カレーでいうところの甘口レベルです。正直、チーズを差し引いてもそこまで辛くはありません。確かに美味しいは美味しいのですが、辛味を求める人にはあまりおすすめできないかも。

 3つの旨辛チキンを食べ比べた結果、最も「辛い!」と感じたのは“ローソン”でした。見た目、辛味、口の中にいつまでも残る辛さ、どこをとってもローソンの圧勝です。気になる方は、ぜひ自分の舌で味わってみてはいかが?
※価格や内容はライターが購入当時のものです。

(※2019/12/16 記事の一部を訂正いたしました)

文=伊藤省吾/フリーライター

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