セブン・ファミマ・ローソンの“ビーフシチュー” 1番ビーフ感溢れる絶品シチューは…

冬になると、様々な店舗に登場する“ビーフシチュー”。じつはコンビニでも購入できるってご存知でしたか? ホロホロの肉が入ったビーフシチューは、ワインなどのおつまみにもぴったり。せっかく食べるなら、牛肉がたっぷり入った絶品ビーフシチューを食べたいですよね。そこで今回は、コンビニ3社(セブン・ファミマ・ローソン)の「ビーフシチュー」をピックアップ。味はもちろん、肉の量、柔らかさなど、ビーフシチューの“ビーフ”な部分も徹底レビューしていきます。

セブン-イレブンの「3日仕込みのデミグラスソース 金のビーフシチュー」

パッケージの写真とネーミングから、既に只者じゃない感溢れる“セブンイレブンのビーフシチュー”。まずはスペックから見ていきましょう。同商品は価格388円(税込)、1袋当たりのカロリーは333kcalです。公式サイトによると、アンガス種の黒毛牛肉を使用。隠し味には醤油とみりんを使っているそうです。
■価格:388円(税込)
■カロリー:1袋230g当たり333kcal

お皿に盛りつけた際は“肉の大きさ”と“量”に思わず感激したのですが、食べてみてわかりました。肉と思っていたのが“じゃがいも”だったことに…。実際の牛肉はじゃがいもより一回り小さく、2cmほどの四角い肉が5~6個入っているだけです。しかし肉の柔らかさは抜群で、脂身部分に関してはトロットロ。ビーフシチューの味もかなり濃厚なうえ、食べ終わった後もほのかな甘みが尾を引きます。

ファミリーマートの「お母さん食堂プレミアム アンガス種牛肉使用 ビーフシチュー」

筆者的に“お母さん食堂”シリーズは最強なイメージが強いのですが、今回はさらにワンランク上のプレミアムライン。期待値が高まります。価格は386円(税込)、1袋当たりのカロリーが368kcalと、カロリーはセブンより少々お高め。
■価格:386円(税込)
■カロリー:1袋230g当たり368kcal

では味の方は? まず肉の量は、正直セブンよりも少ないです。大きさもデカい肉が1つ入っているだけで、あとは崩れたものばかり。画像に写っている肉の塊のようなものは、じゃがいもです。肉の柔らかさも決して固いわけではありませんが、セブンの方が上。しかしシチューの味つけはトマトの酸味が効いていて、さすがお母さん食堂といったところです。

ローソンの「三段仕込みのじっくり煮込んだデミグラスソース ビーフシチュー」

最後はローソンのプレミアムビーフシチュー。価格386円(税込)、カロリーは1袋当たり343kcalと、他のコンビニとそこまで大差ありません。肉の量に関してはファミマと同じ手法で、大きい肉が1つ。小さいものが5個入っていました。ただファミマのように崩れてなく、しっかり原型を留めています。肉のゴロゴロ感だけでいえば、ローソンが1番かも。
■価格:386円(税込)
■カロリー:1袋230g当たり343kcal

肉もとても柔らかくてホロホロ。これは一気に優勝候補かと思いきや、シチューの味つけがかなりしょっぱいです。そして何より後味が独特…。言ってしまえばビーフシチューというより、ハンバーグソースって感じです。筆者の中ではなしの味。

3つのビーフシチューを食べ比べた結果、最も美味しかったのはセブンイレブンでした。肉の存在感は確かにファミマが1番でしたが、何より食べたときの感動はセブンの圧勝。あのとろけるような柔らかさは忘れられません。ビーフシチューが食べたくなったら、ぜひセブンへ!
※価格や内容は筆者が購入当時のものです。

文=深山博/フリーライター

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