“鉄板料理”の大定番であるお好み焼き。ふんわりとした生地と濃厚なソースを思い出すと、無性に食べたくなってしまいます。そこで今回は、各コンビニの冷凍海鮮お好み焼きを徹底比較。「味」「食感」「食べ応え」の3つに注目しつつ、どの店舗のお好み焼きが1番なのかを決めていきましょう!
セブン-イレブンの「ぶ厚いお好み焼」
最初に登場したのは、セブンの「ぶ厚いお好み焼」です。同商品は1袋246円(税込)の冷凍お好み焼きで、内容量は270gとずっしり。具材にはキャベツ・えび・いかなど、海鮮系のお好み焼きでの定番食材が使用されています。“ぶ厚い”という商品名から食べごたえはありそうですが、果たしてお味の方は…?
■価格:246円(税込)
■カロリー:1食当たり323kcal
レンジでの温め時間は500wで7分10秒、600wで6分40秒と少々長め。実際に横から覗いてみたところ、確かに生地がぶ厚い印象です。ふんわりとした生地とキャベツの食感はとても冷凍とは思えず、予想通り食べごたえも十分。生地に甘みがありますが、ソースのしょっぱさで丁度よく中和されています。具材のいかとえびも“プリッ”とした食感が生きていて◎。1つ食べるだけでお腹にたまり、満足感がありました。
ローソンの「だしをきかせたふっくら生地のお好み焼(いかえび玉)」
続いてはローソンの「だしをきかせたふっくら生地のお好み焼(いかえび玉)」。お値段は1袋198円(税込)と2コインで食べられるのが魅力的です。チンしてお皿に乗せてみると、セブンよりも小ぶりなサイズ。しかし横から見ればわかりますが、こちらもかなりの厚さを誇っています。セブンの“ぶ厚い”とはなんだったのか…。
■価格:198円(税込)
■カロリー:1食当たり273kcal
厚さだけでも食べごたえがありそうな同商品。ひと口いただいてみたところ、正直筆者の口には合いませんでした。というのも、セブンのお好み焼きに比べると食感がイマイチ…。味も冷凍食品にありがちな臭みが残っていてなんだか残念な印象。厚いだけあり食べごたえはなかなかでしたが、リピートしようとまでは思えませんでした。
ファミリーマートの「お母さん食堂 ふっくら旨い海鮮お好み焼」
最後に食べ比べていくのは、ファミリーマートの「お母さん食堂 ふっくら旨い海鮮お好み焼」。キャベツ・いか・えびなど、使用されている具材は先の2つと大差ありません。価格は258円(税込)で、3つの中では最高値ということになります。
■価格:258円(税込)
■カロリー:1食当たり350kcal
チンして実際に食べてみると、なんとも言えない青臭さが口いっぱいに広がりました。要因は謎ですが、生の海藻類を口にした気分です。生地は“ふっくら”というより“ほろっ”と崩れる感じで、あまり食べやすいとは言えません。ところどころサクサクしているのは食感的に楽しいですが、何事も味ありきの話。ここまでおいしいと思えないお好み焼きは初めてかも…。
さて、というわけでファミマの冷凍お好み焼きは脱落。イマイチだったローソンも除外し、自動的にセブンが1位の座へ。ファミマとローソンのお好み焼きは「ザ・冷凍」という感じでしたが、明らかに「冷凍感」がなかったセブンが勝利を収めました。
※価格や内容はライターが購入当時のものです。