一時期のブームでは終わらず、完全に市民権を得た感のある「糖質制限ダイエット」。その糖質制限ダイエットを世間に流行らせたといっても過言ではないライザップ が吉野家とコラボして販売している、その名も「ライザップ牛サラダ」に新作が登場。エビとアボカドが追加トッピングされたそのお味はいかに?
吉野家に到着し、早速注文。運ばれてきたのがこちら。
牛肉以外には最小限の味付けしかされていないようで、脇にはドレッシングがポンと置かれていた。
かけるとこんな感じ。
具材は、牛肉、鶏肉、エビ、アボカド、卵、ブロッコリー、ギャベツ、そして少なめ(?)のご飯と、ダイエッターにはおなじみの食材ばかり。栄養素的に見れば申し分ない、というかカンペキである。660円(税込)と他のメニューに比べると少しお高めではあるものの、これだけ具沢山なら納得してしまう。
牛丼は「いつもの」やつだ。ライザップ牛サラダ用に味は変えていない様子。
エビと鳥肉(もも肉?)。薄ら塩茹でしているようで、これ単体でも食べられなくはない。また、安物の特有のエビくささのようなものは感じなかった。今日も元気にたんぱく補給。
「健康にいいとは分かっているが家で調理するの超めんどい野菜ランキング」1位・アボカドさん。あのめんどくささから解放されるのは嬉しい。何気に高ポイントである。そして、これ単体にはほぼ味がない。ドレッシングをエビと一緒に食べるのが個人的なオススメ。
そしてダイエッターがやたらと食べているイメージのブロッコリー。さすがライザップ監修、抜かりがない。さらにはキャベツで食物繊維も補給。
そんなこんなで完食。栄養素的はパーフェクト、そして単体ごとの味も悪くない。
しかし、僕は食べ終わってこう思った
「いや、ほんまただ全部ぶち込んだだけやないか」
と。そう、味のまとまりが圧倒的に悪いのだ。食材にはそれぞれの良さを引き出し合う組み合わせというものがある。それがこのライザップ牛丼からは感じられなかった。本当に、ダイエットにいい食材を丼にぶち込んだだけで、食材同士の相乗効果がまったくないのだ。
これなら、僕は牛丼並盛とエビアボカドサラダと味噌汁セットを注文する。
<まとめ>食材同士の組み合わせ大事って話
悪くはないが、良くもない。味のかけ算ではなく、単なる足し算。
そんな印象が残った吉野家のライザップ牛サラダエビアボカド。
食材同士の組み合わせは大事だな、と強く感じたレビューとなった。