以前初訪問して、味のクオリティとコスパのよさにいい意味で驚かされた「ゆで太郎」。そんなゆで太郎で、なんとラーメンが販売されているとの情報をキャッチ。ラーメンマニアとして、これは行かざるを得ない。ということで、今回は飲んだ後の締めにピッタリな、ゆで太郎の「肉あんかけ中華」の実食レビューをお届けしていく。
優しい味が体に染み渡る。24時間営業もポイント高し
「お久しぶりです、ゆで太郎さん。ラーメン出してるなら、ラーメンマニアの僕には言っといてくださいよ~」
と、一人で脳内会話をしながら入店。
おお! 店内のPOPを見ると「肉あんかけ中華」と「肉野菜そば」の2つがゴリ押しされている。肉野菜そばは麺がそばのようなので、今回は「肉あんかけ中華」をチョイス。なお、少し調べてみると、ゆで太郎では季節ごとに味の異なる中華そばを販売しているとのこと。これは春、夏、秋も来なくては行けない。そう決意しながら半券を握りしめ、待つこと数分。
着丼。
五目あんかけ麺のような香りが漂う、とても優しそうなラーメン。具材はもやしと豚バラを入れたあんかけのみ。潔い。それでは、まずスープから。
中華系のダシが効いたとても優しい味。ラーメンでいうと神座(かむくら)に似ているだろうか。塩気はそこまで強くないが、旨味があるためグビグビいける。ただ、あんかけがめっちゃくちゃ熱いので火傷には気をつけてほしい。
麺はTHE 中華麺。香りもいい。「ああ、俺は今ラーメン食ってるな」そう思わせてくれる。好きだわ~。
豚ともやしもスープや麺を邪魔せず、しんみりと体に行き渡る。この季節にはもってこいの味付け。
ありがとうございました。
ゆで太郎の肉あんかけ中華に、ラーメン二郎や家系ラーメンのような中毒性はない。特にパンチが効いているわけでも、尖った個性があるわけでもない。
ただ、それがいい。世に溢れるジャンクに疲れたとき、不意に食べたくなる。24時間空いているため、飲み会の締めには最適ではないだろうか。1杯490円とコスパも申し分ない。あんかけのため、体の芯から暖まれるのもいいところだ。
【結論】今後もゆで太郎の季節限定中華そばに期待
今回紹介した肉あんかけ中華だけでなく、今後も季節ごとに限定販売されていくであろうゆで太郎の中華そば。
これから訪れる春、夏、秋、そして来年の冬。どんな中華そばが出てくるのか? 今から楽しみである。