立ち食いそば『ゆで太郎』これはすごい。初訪問で感じたコスパのよさと富士そばとの違い

ゆで太郎。その名は知っていたものの、家の近所になかったためこれまで行く機会がなかったそばチェーンの雄。「ゆで太郎がうまい」「ゆで太郎はコスパがいい」といった噂はかねがね聞いていたため、先日仕事のついでに立ち寄ってみた。富士そばとはまた違ったよさがあったので、みなさんにもその感想を共有した。

そばの香りはしっかり目。朝食のコスパも◎なゆで太郎

ゆで太郎に到着し、まず目を引いたのが店前に置いてある看板だった。

やっす。

 

カレーをはじめとしたミニご飯ものとセットで380円。富士そばに負けるとも劣らない圧倒的コスパ。これはすごい。今回は諸事情により遠慮したが、家の近所にあればほぼ間違いなく毎回このセットを頼んでいることだろう。

ランチも日替わりで590円のお得なセットを提供しているらしい。普通の飲食チェーンだと、ご飯ものだけで680円や780円するだろう。それがそばとセットで590円。しかも税込。これをお得と言わずして、何をお得というのだろうか? すごいぞ、ゆで太郎。

 

店内に入ると、タッチパネル式の券売機が姿を現した。

この辺りはビジュアル的にもわかりやすく、富士そばよりも一歩リード感がある。牛丼チェーンで言えば松屋がこのタイプの券売機だ。個人的にはすべての飲食チェーンがこのタイプ、かつ電子マネー(Suica)を使えるようになってほしいと切に願う。

 

さて、もりそばを注文し、カウンターで半券を渡す。この辺は富士そばと変わらない。

店内を見渡してみると、製麺時間なるものが掲示されていた。この時間帯にくれば打ち立て? のそばが食べられるということなのだろうか。よくわからない。今思えば、店員さんに聞いておくべきだったな。

卓上調味料はスーパーシンプルだが、ゆで太郎ではカウンターにそのほかの調味料があるため、カスタムしたい人は受け取り時にしてみよう。

店内を見渡し、スマホをいじろうとした瞬間に番号を呼ばれた。

いい感じのビジュアル。そばって深緑とか黒、エンジ色が合うよね。なぜかは知らん。

麺はかなり細め。そばの粒(?)のようなものは見当たらない。

麺単体でいただくと、そばの香りがしっかりと感じられる。この感覚は富士そばにはなかったな。コシも富士そばより強めで、よりシコシコつるつる感がある。個人的にはかなり好み。

つゆは、見た目まんまの本つゆ味。

デフォの薬味はネギのみ。わさびはカウンターに置いてあるのでセルフ方式。

つゆに半分ほどつけても、そばの香りは残っている。これはいい。すごいぞ、ゆで太郎。侮っていた。

完食でごわす。

 

富士そばに比べてそば自体の香りが強く、コシや喉越しもよかったゆで太郎。もりそばは富士そばより30円高いものの、個人的にはこちらの方が好きである。

 

ただ、「クセのないそばが好き」という方は、ちょっと苦手かもしれない。このあたりは意見が分かれるところだろう。

ゆで太郎さん、積極的な店舗展開をお願いします

初訪問だったゆで太郎。いい意味で予想を裏切ってくれた。家の近所にあったら朝はゆで太郎をルーティーンしてもいいレベルだ。

 

ゆで太郎さん、ぜひさらなる店舗展開をお願いいたします。

文=ミヤモトマサシ/フリーライター

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