不景気と言われて久しい中、「ごはんおかわり無料」というパワーサービスで人気を博しているやよい軒。そんなやよい軒が「2019年4月15日、ごはんのお変わり有料化を導入」というニュースを目にしたときは「やはり外食産業は厳しいんだな……」と寂しい気持ちになってしまったものである。しかし、最近ツイッターで「やよい軒、とっくにごはんおかわり有料やめて、今は無料なんだな」的ツイートを目撃。何と、著者の情報が古いだけの可能性が浮上。実際にやよい軒へ行きたしかめてきた。
【結論】「白米」はおかわり無料
店舗に行く前、ふと思った。
「いや、ホームページ見れば書いてあるんじゃね?」
と。ただ、著者は何事も自分の目と耳で見聞きしたものしか信じない傾向にある。むしろ一ライターとしてここは行かねばなるまい。ということで、今回はホームページをまったく見ずに現場へ急行した。
正直に言おう、著者はやよい軒に行くのは初めて。かなりソワソワしてしまった。やよい軒がタッチパネル式ということも知らなかったほどである。
少し戸惑いながら、タッチパネルを覗いてみると、そこにはたった一つの真実があった。
・もち麦ごはん…普通盛りは+30円、大盛りは+80円
・白米…普通盛り(おかわり自由)
ありがとうやよい軒。これでずっと食べてみたかったチキン南蛮を心置きなく楽しめる。
どうやらお漬物?も無料らしい。白米との相性を考えてのことだろう。ありがたや、ありがたや。卓上のレイアウトを撮影していると、チキン南蛮とエビフライ定食が到着。
これはうまそうすぎる。
いや、実際にうまかった。これで定価880円のごはんおかわり無料は強すぎる。
慌てて、おかわり処にかけこむ。
業務用の炊飯器の中にあるごはんはなぜあんなにうまそうに映るのだろうか?
結局、3回もおかわりしてしまった。
初やよい軒は「大大大満足」の結果に終わった。
ネガティブなニュースの方が拡散されやすい現代、現地に足を運ぶことが大切
一般的に、人はポジティブな情報よりもネガティブな情報に反応しやすく、記憶に残りやすい傾向にある。今回、著者も偶然タイムラインに流れてきたツイートを見なければ、ずっと「やよい軒はごはんのおかわりが有料になった」と勘違いしていただろう。
なかなか難しいとは思うが、ネットの情報は参考程度にとどめておき、実際に自分で現地に足を運ぶことの大切さを実感した。
なお、やよい軒さんにはもち麦ごはんのおかわり無料化もぜひ検討してほしい。これからも引き続きよろしくお願いいたします。