ぺヤングがまた新たにYouTuberやライターが食いつきそうな商品の販売を開始した。それが「ぺヤングやきそば獄激辛」だ。何やらぺヤング史上最強の辛さ、とのこと。企業の戦略に泳がされていることは百も承知。しかし、イチB級ライターとして食べないわけにはいかない。結論から言うと、辛いのが苦手な人はたとえネタでも本当に食べない方がいい。それでは、その結論に至るまでのレビューを読んでほしい。
尋常ではない辛さの初速としつこさ!完食には「○○と○○」が必須
閻魔大王?をモチーフとしたパッケージ。見た目がすでに辛い、というか怖い。
かつて、こんな注意書きをしたインスタントやきそばがあっただろうか?素朴な疑問だが、注意しても辛いものは辛いので意味はないと思う。
中身は超シンプル。いつものぺヤングに獄激辛ソースが加わっただけのラインナップ。
写真だとよくわかりにくいものの、色はかなり赤黒い。まさに地獄。
お湯を入れ、ソースを温めながら待つこと3分。
ソースを投入。
香りは拍子抜けするほど普通。「ちょとスパイシーな香りのするぺヤング」である。これならいけるかも?と思い一口すすってみる。
イダッッッ!!!
痛えなオイ。舌と喉痛いよ。辛い超えての痛みよ、コレ。しかも「後からじんわり辛さがくるタイプ」とはまったく違う。辛さの初速が段違い。めちゃくちゃ早い。一度に大量にすすると絶対咳込むから注意。
あと、この辛さ、かなりしつこい。ずっと舌に残ってる。いい加減にしてよ。二口目行くまでに15分かかったわ。
このままでは絶対完食できない。過去最強の敵と対峙した著者は奥の手を出すことにした。
そう、マヨネーズ。すべての料理をマイルドにしてくれる魅惑の調味料。これなら幾分食べやすくなるはず……
ダメだ。
まったく太刀打ちできない。辛さの初速は抑えられるものの、しつこさが追いかけてくる。10→8.5〜9.0くらいのレベル。マヨネーズを持ってしてもコレか。じゃあもう出し惜しみしてる暇はねえな。
卵。
コレでダメなら捨てる覚悟。普段は米粒ひとつ残らず食べるタイプだが、自分の命を守ためにはこうでもしなきゃ仕方ない。
勝った。
コレならいける気がする。8.5〜9.0だった辛さが、6.0〜7.0くらいまで抑えられている気がする。心を無にしてすする。すする。ただひたすらに、すする。
歴史的勝利。
食べるなら、事前に牛乳とマヨネーズ、そして卵を用意するべし
コレ、辛いの苦手な人は絶対にやめておいた方がいい。下手をしたら蒙古タンメン中本(通常)より辛いかもしれない。
もし著者のように何らかの事情で食べなくてはいけない人は、マヨネーズと卵、そして今回は用意し忘れていたが牛乳は必須だ。それでは、検討を祈る。
P.S.翌日のトイレは案の定〇〇が爆発でした。