みなさんは、日清のカップヌードル欧風チーズカレーという商品をご存知だろうか? カレーヌードルの限定シリーズで、カレーにチーズ+コクが加わり非常によくできた商品である。しかし、そんなチーズカレーの完全に上位互換ともいえるべき商品が販売されていた。それがマルちゃん「本気盛 コク辛鶏白湯ガーリックチーズカレー味」だ。今回は、カレー系カップ麺の中ではトップレベルの出来である本商品をレビューしていく。
とろみあるコク深きスープが麺に絡みつく……!
どどん。
これが、今回紹介するコク辛鶏白湯ガーリックチーズカレーだ。この商品は毎年Yahoo!が開催している「最強の次世代ラーメン決定戦」というコンテストの「こってり部門」で優勝したラーメンをカップ麺化したものである。
どうやら、鶏白湯をベースに、カレー、ガーリック、チーズなどで個性を加えてものらしい。鶏白湯とカレーの組み合わせは聞いたことがなく、期待に胸が躍る。
こってり部門とはいうものの、カロリーは454kcalと控えめ。
開発店である「麺屋一翔」は青森のお店らしい。このコンテスト、お店の名前を売るにはもってこいの場である。
さて、お湯を入れて待つこと3分。
完成。もうこの時点でカレーの香りがすごい。カレーとタッグを組んだニンニクのパンチの奥に、チーズが少し顔出す。そんな香りだ。
スープにはトロミがあり、完全にカップヌードル欧風チーズカレーの上位互換だ。
鶏白湯の深みやコクに、スパイスをプラスした複雑な味。もちろん複雑なだけでなく、しっかりうまいとわかる。カレー系のカップ麺ではトップクラスのクオリティだ。
麺は正直いって、カレーヌードルと大差なかった。この商品はスープを味わうものである。そう割り切っていこう。もちろん、決してクオリティは低くない。とろみのあるスープと絡み合い、最後まで熱々の状態を保ってくれるのも高評価。
具はひき肉やキャベツが少々。カレー系カップ麺といえばジャガイモのイメージが強いが、キャベツがさっぱりと良いアクセントになっており、これはこれで新発見。カレーの具としてのキャベツ。今度、カレーライスを作ってみるときにでも試してみるとしよう。
しっかり完飲完食。
カレー系のカップ麺が食べたくなったらこれで間違いなし
通常のカレーにニンニクやチーズ、スパイスなどを加え複雑な味に仕上がっているものの、誰が食べても美味しいと思う万人向けの商品であった。
これからカレー系カップ麺が食べたくなったときは、これを選んでおけば間違い無いだろう。