どこへも行けないGWが終わったと思ったら、梅雨入りに向けた連日の雨……。今年の5月病は、例年に増して深刻なのではないだろうか。テレワークでメリハリがつかず、やる気も出ないままダラダラ仕事をしてしまう人も多いだろう。それでもやる気を出して仕事を終わらせなければならない、そんな人にぴったりの「やる気がでる食べ物・飲み物ランキング」が発表された。この調査結果を参考に、食べ物の力を借りて5月病を乗り切るのもいいかもしれない。
ガッツリ系が多数ランクイン!仕事中でも食べられるものは?
男性向けの食系ウェブメディア「ちそう」が500人に行った調査によると、1位は焼肉で22.0%、2位はチョコレートで14.1%、3位はステーキで5.5%、4位はカレーで3.8%、5位は餃子で2.8%となった。
肉やニンニクなどガッツリ系が並ぶなか、3位のステーキに差をつけて2位に食い込んだのがチョコレート。ほかの食べ物は仕事中には食べられないが、チョコならひょいっと口に放り込むことができる。最近はストレスを軽減するチョコレートや、ダイエット効果が期待できる高カカオのチョコレートも販売されているので、職場にこっそり持ち込んで、「やる気がなくなってきたな~」と感じたら1粒食べてみるのもいいかもしれない。
先述のランキングは、回答者が体感的にやる気が出ると感じる食べ物だ。では、科学的にやる気が出るとされている食べ物にはどんなものがあるのだろうか。
さまざまな種類のエネルギーがある中で、まず押さえておきたいのが、脳のエネルギーとしてしられる「ブドウ糖」。疲れると甘いものが食べたくなる時があるが、摂取した糖質は体内でブドウ糖などに分解されたのちにエネルギーとして利用されることから、本能的に糖質を欲しているためだと言われている。そんなブドウ糖が多く含まれている食べ物が、ラムネである。ラムネはブドウ糖(グルコース)が主成分になっていることが多い。最初からブドウ糖として吸収できるものを食べることで、より迅速に脳にエネルギーを送ることができる。また、バナナにもブドウ糖がたっぷりと含まれている。即効性のあるブドウ糖だけでなく、分解されてブドウ糖になるでんぷんやショ糖も含まれているので、朝ごはんに1本食べておけば午前中いっぱいは脳をフル回転させて働けそうだ。
やる気の出る食べ物を食べたり、好きなものをご褒美に設定したりと、やる気をコントロールして5月病を乗り越えていきたいものだ。
出典元:【5月病対策】やる気がでる食べ物・飲み物ランキングを500人に調査【ちそう】