かっぱ寿司、まさかの“シャリだけ”!? の新メニューにネットも騒然

回転寿司チェーンのかっぱ寿司が大きな勝負に出たようだ。なんと、寿司の顔とも言えるネタを無くし、“シャリのみ”の寿司の販売を始めたという。しかも回転寿司チェーンでは一般的なさまざまな銘柄等を混ぜたブレンド米ではなく、銘柄を山形県産のブランド米をチョイスして使用しているのだという。今回は、コロナ禍でも好調の回転寿司業界で存在感を増すべく打って出たかっぱ寿司についてお伝えしていきたい。

かっぱ寿司、“シャリのみ”の新メニューを発表!

(Image:kappasushi.jp)

本当にシャリしかない、自信の表れかとネット上で話題に!

 かっぱ寿司は5月28日、「かっぱ寿司 うまい!品質宣言発表会」を開催。“回転寿司屋から寿司屋へ”という改革を掲げて、新メニューのお披露目等を行なった。「うまい!品質宣言」では「うまい!」を目指して見直しを図るためシャリやネタ等の刷新に取り掛かっているという。

 その一環として打ち出したのがシャリの改革だ。今回かっぱ寿司は全店で山形県産のブランド米「はえぬき」を採用した。回転寿司業界では一般的なブレンド米ではなく単一米を使用することで、米の特徴にマッチした仕込み方法を取れるようになったという。
 そしてそのはえぬきの持つ旨味を前面に押し出した新メニューが現在ネット上で注目を集めている。新メニューとしてお披露目された「本気シャリ」は、ネタが乗っておらずシャリのみという大胆なメニューだ。「寿司のうまさはシャリで決まる」というキャッチフレーズも、シャリ本来の味に対するかっぱ寿司の自信の表れとも考えられる。

(Image:kappasushi.jp)

寿司のシャリに合う品種としてたどり着いたのがはえぬきだったという

 思い切ったアイデアの本気シャリを見たとTwitter上からはさまざまな反応が上がっている。「酢飯好きだからかっぱ寿司のシャリのみ寿司、気になってる」「はえぬきを選ぶあたりがすばらしい」「行くしかない!」といった期待を膨らませる声や、「シャリどころか全体的に美味しくなってたよ」「確かに米だけでもまあ美味しかった」など、すでに本気シャリを食べたかっぱ寿司ファンも少なくなかった。
 一方で「むしろネタだけを食べたいというニーズがあると思う」と、近年流行している糖質制限によって「シャリを残してネタを食べる」という文化のニーズを指摘する意見も見られた。

 コロナ禍でも好調な業績を残している回転寿司業界だが、かっぱ寿司の思い切った新メニュー戦略は果たしてどのような影響を与えるのだろうか。今後も回転寿司チェーンの新たな一手に注目していきたい。

●かっぱ寿司(公式)は→こちら

オトナライフ編集部
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