スターバックスが少ない都道府県ランキング、同率1位で鳥取県・島根県に次ぐ2位はどこ?

かつて、「スタバはないけどスナバ(砂場)はある」という自虐ネタで注目を集めた鳥取県。2014年当時、鳥取県にはスターバックスが1店舗もなく、「日本で唯一スタバがない県」として話題になったものだ。

その後、2015年にスターバックス鳥取1号店がオープン。全国どこの都道府県もスタバが飲めるようになってしばらく経つが、各都道府県の店舗数は現在どのようになっているのだろうか。

スタバが少ない都道府県1位鳥取&島根に次ぐのは…

(Image:Nixx Photography / Shutterstock.com)

全国のスターバックス店舗数は1,637店舗(2021年3月末時点)

 全国で最もスターバックスの店舗が少ないのは、鳥取県と島根県が4店舗で同率に。2013年までスタバのない都道府県は鳥取県と島根県の2カ所だったが、島根県が2013年に1号店をオープンして抜け駆け。しかし鳥取県も負けじと2015年に1号店をオープンし、今では肩を並べている。
 そんな2トップに次ぐのは、県内に5店舗を有する徳島県。余談だが、徳島県といえば百貨店の店舗数が最も少ない(0店舗)都道府県としても知られている。そんな徳島県に次ぐのが、高知県で6店舗。四国から2県が上位にランクインした。

(Image:Ggamies / Shutterstock.com)

2019年に中目黒にオープンしたSTARBUCKS RESERVE ROASTERY

 逆に、スターバックス店舗数が最も多いのは……もちろん東京である。1996年に銀座に初上陸して以来次々に店舗を増やし、2021年6月現在の店舗数は379店舗。それなりに多いだろうとは思っていたが、鳥取&島根の約100倍の店舗数があると考えると驚異的だ。
 そんな東京では2019年、中目黒に「STARBUCKS RESERVE ROASTERY」がオープン。焙煎所を店内に持つ形態であり、世界で5つ目の店舗としてスタバ好きの間で大きな話題を呼んだ。オープンから約2年が経ち普段の混雑具合は落ち着いてきたが、目黒川でのイベント時は満席になっていることがほとんどだという。

 東京の379店舗は断トツであり、2位の愛知は半分以下の126店舗。やはり東京は群を抜いて店舗数が多いことが分かる。当分東京のトップが揺るぐことはなさそうだ。

 スタバでは現在47都道府県のご当地フラペチーノを出したことでも話題となっている。こうした地方色を色濃く打ち出したキャンペーンでその地域で人気に火がつけば、鳥取県と島根県の間で繰り広げられている最下位争いにも新たな展開が見られるかもしれない。今後も鳥取VS島根の静かな戦いに注目したい。

 ちなみに2県のご当地フラペチーノは、鳥取県では「鳥取 がいな キャラメル クリーミー フラペチーノ®」、島根県は「島根 クリーミー 抹茶 コーヒー ご縁 フラペチーノ®」だ。キャラメルと抹茶のどちらが人気を博すかによっても、2県の戦いの結果が左右されるかもしれない。

出典元:都道府県別スタバ店舗数ランキング2021! 鳥取・島根には4店舗、次いでスタバが少ない県は……?【All About NEWS】

※サムネイル画像(Image:Nixx Photography / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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