スターバックスコーヒーが日本上陸25周年を記念し、6月30日から8月3日まで47都道府県ごとの魅力が詰まった地域限定の「47JIMOTOフラペチーノ」を発売、SNSなどで大きな話題を呼んでいる。各都道府県の特産品や、その地域ならでは食文化などの特性をイメージし地域で働くパートナー(従業員)がアイデアを出し合いメニューを考案したもの。
そんな47種類のフラペチーノのうち、あなたはどのフレーバーを飲んでみたいだろうか? J-castニュースが「あなたが1番飲んでみたいフラペチーノ」のアンケートを実施、発表しているので見てみよう。1番人気のフラペチーノはどこの都道府県のものだろうか?
神奈川のブルークリーム、茨城のメロンを抑え第1位に輝いたのは?
6月23日に47JIMOTOフラペチーノのラインアップが発表されると、ツイッターでは「フラペチーノ」をはじめとした投稿が急増、関連ワードが多数トレンド入りを果たすなど盛り上がりを見せていた。そんななか、J-castニュースがサイト内で47種類のフレーバーのうち「あなたが1番飲んでみたいフラペチーノ」のアンケートを実施、1万票を超える回答から人気ランキングを発表した。
まずは、その上位5位から紹介しよう。400票を獲得し5位となったのは「大阪 めっちゃ くだもん クリーム フラペチーノ」。大阪名物のミックスジュースから着想を得、たくさんのフルーツが詰め込まれたフレーバーだ。続いて4位は、「宮城 だっちゃ ずんだ抹茶 フラペチーノ」で444票。宮城名物のずんだと抹茶を合わせ、緑豊かな宮城県をイメージしたもの。3位には神奈川県がランクイン。青い空と海をイメージした「神奈川 サマーブルー クリーム フラペチーノ」で473票。さらに2位には特産品のメロンを使った「茨城 メロン いがっぺ クリーミー フラペチーノ」が489票を集めランクイン。
そして、492票で第1位となったのは「埼玉 多彩玉 ストロベリー&シトラス フラペチーノ」だった。暑い埼玉の夏で爽やかに楽しめるシトラス風味をベースに、ストロベリーソースで太陽の光の中で咲き誇る彼岸花をイメージし考案されたそうだ。
関東勢が上位を占める結果となった当アンケート。気になるフレーバーはあっただろうか。スターバックスの新作フレーバーはすぐに売り切れとなる場合もあるほど常に人気の商品なので、完売となる前にまずは自身が住む地域限定フレーバーを試してみてはいかがだろうか。
店舗数に比例する? ランキング下位だった県の共通点
今度は人気ランキングの下位にも目を向けてみよう。そこには所在県のある共通する特徴が伺える。
今回残念ながら最下位の47位となってしまったのは、「島根 クリーミー 抹茶 コーヒー ご縁 フラペチーノ」(71票)。続いて「鳥取 がいな キャラメル クリーミー フラペチーノ」(72票)が46位、「高知 ジンジャーシトラスやき フラペチーノ」(74票)が45位。さらに「佐賀 ちかっと カリカリシュガー & チョコレート フラペチーノ」(79票)、「和歌山 つれもてのもら みかんシトラス フラペチーノ」(83票)と続く。
この下位のラインアップを見ると、いずれもスタバ店舗数の少ない県であることがわかる。島根と鳥取は2021年6月の時点で店舗数がともに4店舗と全国で最も店舗数が少ない県だ。高知は6店舗、和歌山は9店舗、佐賀は10店舗と、店舗数1位の東京379店舗、2位以下の愛知126店舗、大阪125店舗、神奈川119店舗などと比べると圧倒的に少ない。
これは店舗数が少ないためにスタバがあまり力を入れていないのか、近くに店舗がなくてそもそも行ける機会が少ないため県民からあまり興味を持ってもらえていないのか。いずれにせよ、フレーバーの人気と店舗数には関係がありそうだ。また、J-castニュースでは「下位11県のうち9県が『シトラス』か『抹茶』のいずれかを推していた」とも指摘している。こちらも影響を与えた可能性があるかもしれない。
47JIMOTOフラペチーノの発売に合わせ、各都道府県の店舗を利用するとメダルが付与される「都道府県メダル」が「マイストアパスポート」内に追加されている。これを機に全国のスタバを巡り、47フレーバーを制覇するなんて強者も現れるかもしれない。
出典元:人気1位に輝いた「スタバ47都道府県フラペチーノ」は? 投票結果に見る上位と下位それぞれの「共通点」【J-CASTニュース】
※サムネイル画像(Image:スターバックスコーヒージャパン公式サイトより引用)