世の中には回らない寿司と回る寿司がある。庶民である我々にとって圧倒的に親しみがあるのは回る方の寿司、そう回転寿司だ。値段を気にせず好きなネタをとり、おなかいっぱい食べられる。中には回転寿司にしかない変わり種メニューがお目当てという人もいるのでは?
2021年6月から7月にかけて、ねとらぼ調査隊により「回転寿司で一皿目に食べる寿司はなに?」というアンケートが実施された。そのTOP10を見ていこう。
えっ、あの人気ネタが8位!?豪華メンバーが並んだ10~5位
10位は「中トロ」。とろける味わいが贅沢で、好きな人も多いであろう中トロがまさかの10位。一皿100円前後の回転寿司チェーンなら取りやすいが、そうではない回転寿司チェーンも世の中には存在する。そこではなかなか高価格になるネタでもあるからか…。同率8位となったのは「とろサーモン」と「鯛」。回転寿司の王道ネタが仲良くランクインした。
7位は「つぶ貝」。さあ食べるぞ、と席について一番に食べるのがつぶ貝とはちょっと地味…と言ったらつぶ貝好きに怒られそうだが、とろサーモンや中トロを抑えての7位は意外な結果といえるだろう。6位は「アジ」。いわゆる光り物界のスターがここにランクイン。たっぷりの薬味とともに、清涼感のある味わいを楽しみたい。5位は「エンガワ」。一般的に寿司ネタのエンガワはヒラメのものが多いが、1匹からわずか4貫分しか取れない希少部位。ありがたく味わいたいものだ。
続いて中トロなどの贅沢な寿司ネタを抑えて上位に入ったTOP4を見てみよう。
TOP4は寿司ネタの王道とサッパリ風味の4ネタに。1位はやっぱり…
4位は「イカ」。むっちりとした食感と甘さが魅力のネタだ。ちなみにイカは醤油で食べるのもいいが、塩でいただくのもなかなかイケる。まだの人はぜひ試してみてほしい。3位は「ハマチ」。脂の乗ったうまみを堪能できるネタだ。回転寿司チェーンによっては、その脂のうまみをもっと堪能できる炙り系メニューがあるところも。
2位は「サーモン」。8位に「とろサーモン」がランクインしたが、やはり寿司ネタにおけるサーモンの強さを見せつける結果となった。2位のこちらはノーマルなサーモン。子どもから大人まで幅広い世代から支持を受け「気づいたらサーモンばかり取っている」なんてこと、覚えがないだろうか?チーズやマヨネーズなどで変化を付けた回転寿司ならではの変化球メニューにも強く、食べ飽きないのもサーモンならではといったところか。
そして栄えある1位は「マグロ(赤身)」。全体の15.3%の票を獲得した人気かつ王道のネタだ。居酒屋での「とりあえずビール」的な、「とりあえずマグロ」的存在といえるだろう。
…とここで読者諸君は、「あれ、絶対食べるあのネタがランクインしてない」というネタがあるだろう。当ててみよう。それはズバリ、エビ(蒸しエビ)とタマゴではないか!?実はエビとタマゴはそれぞれ19位と18位という意外過ぎるほど下位にランクインしていた。確かに王道で人気のあるネタだけれども、着席して「とりあえずタマゴ」「とりあえずエビ」とはなりにくいのかも…?
「寿司は最初にさっぱりしたものから食べるべき」や「最後は玉(タマゴのこと)」という独自ルールのある寿司の通も多いようだが、“回る方の寿司”は自分が食べたいものを好きなだけ食べる、これをルールにしていたいものである。
出典元:【回転寿司】一皿目に食べる寿司ランキングTOP27! 第1位は「マグロ(赤身)」に決定!【2021年最新投票結果】【ねとらぼ調査隊】
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