2021年3月に緑茶ブランド「綾鷹」の新機軸商品として登場した、「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」だが、あまりに売れすぎてしまい生産が追い付かず出荷停止となっていた。それが7月26日に販売を再開し、17日間で出荷本数2,500万本を突破したと、コカ・コーラシステムが発表。この勢いに便乗にしてか、他社も抹茶ラテを販売。いま、日本に“抹茶ラテ”旋風が巻き起こっているようだ。
カフェの人気メニュー抹茶ラテが清涼飲料の市場を席巻!
綾鷹カフェ 抹茶ラテは、カフェラテ、ティーラテに続く「ラテ第三極」として日本コカ・コーラが注力する商品だ。カフェに行く機会が減ってしまった、カフェ好きの20~30代の女性をメインターゲットに設定したところ、これが想定を上回るほどの売れ行きに。特にコンビニやスーパーなどで扱っている440 mlは、品薄となり発売後わずか1週間で出荷停止となってしまったのだ。
その綾鷹カフェ 抹茶ラテが7月26日に再販を開始。440ml商品の初週には、「1秒間で28本売れる」という驚異的なペースを記録したのだった。
このような状況を受けてか、日本マクドナルドが6月2日に一部店舗で「宇治抹茶フラッペ」を、サントリー食品インターナショナルが8月17日に「クラフトボス 抹茶ラテ」を販売。特にクラフトボス 抹茶ラテは発売前から注目を集め、事前キャンぺーンでは、過去最高となる34万件の応募があったそうだ。
気になる綾鷹カフェ 抹茶ラテの味だが、SNS上では幅広い人々から「抹茶の味がしっかりしている」「さっぱりしていて飲みやすい」「とにかくおいしい」など、高い評価を獲得。さすがに国産抹茶100%を贅沢に使用しているだけのことはある。
また、人気に拍車をかけているのがアレンジレシピの存在だ。SNS上では、すでに1万件以上の投稿が見られる。たとえば、かき氷。削った氷にかけるだけでもいいが、保存容器に入れ冷凍庫で冷やす方法がおすすめのよう。スプーンでガリガリと削れ、比較的ふわりとしたかき氷が味わるという。ほかに、抹茶のホットケーキやババロア、わらび餅、抹茶プリンなどアレンジレシピは多彩だ。気になる人は、ぜひ試してほしい。
一方、本格的な香りを楽しめる石臼挽き抹茶などの国産抹茶を使用しているクラフトボス 抹茶ラテは、「後味がすっきりしている」「上品な優しい甘みを感じる」「抹茶ラテ特有の粉っぽさがない」とこちらも上々の評判だ。
抹茶ラテは、コーヒー、紅茶に打って変わる、清涼飲料の新定番商品になりそうだ。
参照元:「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」驚異のペース! 販売再開から17日で2,500万本突破【BCN+R】
※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)