ポテチの略称で、子どもから大人まで、幅広い層から愛されているポテトチップス。味付けや厚さ、形の異なるポテチが、多くのメーカーから発売されている。中でも湖池屋は、日本で初めてポテチの量産化に成功した会社であり、業界シェアはカルビーに次ぐ第2位だ。今回はgooランキングが発表した「一番好きな湖池屋のポテトチップスランキング」を紹介しよう。
湖池屋ポテトチップスBIG4はやっぱり根強い人気!
アンケート調査第5位は、すっぱムーチョシリーズの「すっぱムーチョチップス さっぱり梅味」。6位にも「すっぱムーチョチップス さっぱりビネガー味」がランクインしているあたり、すっぱムーチョシリーズにはコアなファンがいるのかもしれない。第4位は、湖池屋ポテトチップスBIG4の一角を担う「ポテトチップス リッチコンソメ」。コクのあるリッチな味わいが人気のポテチだ。
第3位は、BIG4を押しのけてのランクインとなった「カラムーチョチップス ホットチリ味」。肉と野菜の旨みに加え、トウガラシの辛味がクセになるポテチだ。1984年にスティックタイプの商品からスタートし、1986年にスライスタイプの同商品が発売された。「ヒー」と声を上げるかわいらしいおばあちゃんのキャラクターも特徴だ。
第2位は、BIG4から「ポテトチップス うすしお味」。BIG4として肩を並べているため、初期から販売されている定番商品と思われがちだが、1997年発売というのだから驚き。ジャガイモのおいしさを引き立てる適度な塩加減が、シンプルながら飽きのこない味わいを演出している。
ポテチ元祖として長年にわたって愛されてきた味が1位に
数ある種類の中から、栄えある第1位となったのは「ポテトチップス のり塩」。湖池屋が1962年に発売し、1967年に初めて量産化に成功したポテチだ。来年には60周年を迎えるロングセラー商品でありBIG4の一つ。青のりとアオサの風味に加え、程よい塩味が特徴で、湖池屋が守り続けた味だ。同商品の開発の際、世間では塩を振りかけた手作りのポテチが主流だったようだが、湖池屋が日本人になじみにある味にしようと研究を重ねた結果、のり塩にトウガラシを利かせたレシピが誕生したとのこと。新しい商品に負けず、長年愛され続けている初代の商品は類を見ない珍しさだ。
ちなみに、BIG4の中での最下位は「ポテトチップス ガーリック」で8位。じゃがいもの旨みを引き立て、キレのある風味豊かなガーリック味だ。ガーリックが好きな人にとってはたまらない味だろう。一方で、大人にとってはちょうど良い風味だが、子どもには少し刺激が強いのかもしれない。また、ガーリック特有の臭いを気にする人もいそうだ。
日本人の変化を好まない性格が、定番が上位にくる結果になってしまったのだろうか。そうすると、今後もトップの変化はそれほど訪れなさそうだ。
出典元:一番好きな湖池屋のポテトチップスランキング【gooランキング】
※サムネイル画像(Image:amazon.co.jp)