「一番好きな焼肉の部位は?」と聞かれてあなたは即答できるだろうか。焼肉の王道メニュー・カルビもいいし、さっぱりとしたタンも捨てがたい……。焼肉好きの筆者は頭を抱えるほど悩んでしまう。そんなどこをとってもおいしい焼肉の部位について、スーパーマーケット・クイーンズ伊勢丹を運営する株式会社エムアイフードスタイルが8月29日“焼肉の日”のちなみ、焼き肉に関する意識調査を実施。今回は、同調査で分かった焼肉の好きな部位ランキングを発表する。
王道メニューから希少部位までがランクイン
2021年7月27日から8月5日までの期間に、5,471名を対象に行われた同調査。一番好きな焼肉の部位の10位から4位までは、10位「シマチョウ」(0.8%)、9位「ミノ」(1.2%)、8位「レバー」(1.5%)、7位「トモサンカク」(2.7%)、6位「ザブトン」(3.2%)、5位「ミスジ」(3.8%)、という結果に。もも肉の中では珍しく脂がのったトモサンカクや、1頭から数kgしかとれないといわれているザブトンなど、希少部位もランクインした。では、さっそく気になる4位~1位を見ていこう。
4位にランクインしたのは、さっぱりとした味わいがたまらない「タン」(17.1%)。シンプルに塩のみで食べてもおいしいが、絶妙な焼き加減で食べる厚切り牛タンや、相性抜群なネギとレモンを使ったネギ塩牛タンなど、バラエティ豊かな牛タンメニューをラインアップしている焼肉店も多い。年代別の29歳以下では、一番好きな焼肉の部位に牛タンを選んだ回答者は36.1%を占め、1位に。若者からの支持で圧倒的な人気を見せつけた。
続いて3位に選ばれたのは、肩から腰に位置する「ロース」(18.2%)。赤身の部分でありながらサシといわれる甘みたっぷりの脂が含まれており、非常に柔らかな食感が特徴。ロースには、肩ロース、リブロース、サーロインの3種類があり、それぞれ違った食感を楽しむことができる。2位には横隔膜の筋肉「ハラミ」(19.4%)がランクイン。人気の秘密は、ほどよい脂とやわらかさのバランス。赤身のような見た目だが、癖のない食べやすさが老若男女問わず多くの支持を集めた。
そして1位には、アバラ骨辺りにある「カルビ」が選ばれた。赤身と脂が層になったカルビは肉厚で濃い味付けのタレとの相性もぴったり。カルビ、上カルビ、特上カルビなど、ランク別に分かれたメニューを提供する焼き肉店も多く、気分や予算にあわせていつもよりもワンランク上の焼き肉を楽しみたい人には高級なカルビがオススメ。「アバラ」を意味するカルビは、韓国語の「カルビッピョ(アバラ骨)」が語源となっており、あえて骨ごと提供する骨付きカルビも人気だ。
あなたの好きな焼肉部位は何位に入っていただろう。希少部位に挑戦したり、王道のカルビやハラミ、ロースを頼んでみたり、焼肉店に足を運んだ際の参考にしてみては。
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