ファミレス大手・すかいらーくのブランド利用率ランキングが公表された。3位には「ジョナサン」、2位には中華ファミレスとして独自の地位を築いている「バーミヤン」がランクイン。堂々の1位となったのは、すかいらーくグループが全国に1,000店舗以上を出店している、誰もが一度は入ったことのあるであろうあのファミレスだった。
和洋中すべてを網羅する、すかいらーくグループ
ファミレスチェーン大手のすかいらーくが展開するブランドの利用率ランキングが、株式会社スパコロの調査にもとづいて発表された。すかいらーくといえば洋食から和食、イタリアンから中華、カフェまであらゆるジャンルの店舗を持っておりその種類は27にも及ぶ。
3位にランクインしたのは利用率16.7%の「ジョナサン」だ。1970年代にすかいらーくがアメリカのコーヒーショップレストランと提携してはじめた軽食とコーヒーを中心とした店舗だったが、現在では和洋問わず幅広いメニューを扱うファミレスとして全国に広がっている。
2位は中華料理のファミレスチェーン「バーミヤン」で利用率は20.4%。他のファミレスとは違う中華に絞った業態は、気軽でありながら他ではなかなか食べられない独自のメニューでコアなファンを多数生み出している。
そして1位は、すかいらーくの代表的ブランドである「ガスト」だ。利用率は31.1%で2位のバーミヤンと大差をつけての栄誉となった。
ガストを1年以内に利用したことのある顧客に対して「飲食店を選ぶ際に、ガストに代わって選んだり、ガストとどちらを利用するか迷うお店はありますか?」という質問を投げかけたところ、約3人に1人が「ほとんどない」と回答。数多あるファミレスのなかでも、ガストを一定数の人たちが“ご贔屓”にしている様子が伺える。一方、「どんなときにガストを利用したいと思うか」という質問では「近くで食事を済ませたいとき」という回答が最も多く約半数を占めている。それもそのはず、ガストは6月末の時点で全国に1,333店舗を出店しておりグループが展開するブランド内でも桁違いの多さで、単純に食べたいときに店舗が近いというメリットが喜ばれているようだ。それに続くのがバーミヤンで340店舗、ジョナサンが220店舗であることを考えるとランキングで1位に輝いたのも当然の結果かもしれない。
学生からサラリーマン、ファミリーまであらゆる人たちに居心地のよさを提供してくれるファミレス。価格の手軽さと気負いのない居心地のよさでこれからもたくさんの人のお腹を満たしていってほしい。
出典元:すかいらーくブランドについての調査を公開しました。すかいらーくで利用率1位のブランドは?【スパコロ】
※サムネイル画像(Image:すかいらーくグループ公式サイトより引用)