牛丼チェーン店の人気ランキングが、ねとらぼ調査隊から発表された。驚かされたのはその投票数の多さと、1位を獲得した牛丼チェーンの断トツと言って差し支えのない得票数だ。ネット上の住人がいかに牛丼チェーンに対する関心が高いかも伝わってくる。あなたが贔屓（ひいき）にするチェーン店は何位にランクインしているだろうか？
投票数、2万超え！ 牛丼の人気っぷりを裏付ける結果に
牛丼は日本を代表するファストフードでありもはや国民食
気軽に入ってさっと食べられる、手早さと安さ、安定したおいしさが魅力の牛丼。8月29日から9月5日にねとらぼ調査隊が行なった「牛丼が一番おいしいと思う牛丼チェーン店はどこ？」というアンケートをもとに、日常食ながらファンの多い牛丼チェーンの人気ランキングが発表されたが、驚いたのはその投票数だった。なんと合計2万3,249票もの投票が集まったというのだ。
注目度の高さから、牛丼がどれだけ市民権を得ていて広く身近なものであるのかがよく分かる。以前からテイクアウト客を掴んでいたことが功を奏してコロナ禍でも比較的継続した利用があった牛丼チェーンだが、郊外に店舗が多い「すき家」に比べ、駅近の「松屋」「吉野家」は営業利益のマイナスが大きく苦戦。営業利益では明暗が別れていたが、人気投票ではどうなのだろうか。
牛丼チェーンの中でこれほど差がつくとは驚きだ
1位に輝いたのは「吉野家」だ。牛丼の代名詞でもある「うまい、やすい、はやい」というキャッチコピーを唱えた牛丼チェーンの代表格であり「やっぱり」という気持ちも大きいが、ぶっちぎりの得票数には驚いた。1万2,998票と過半数を獲得し、2位以下との圧倒的な違いを見せつけたのだ。今でこそファストフードという立ち位置だが、創業は1899年と実は相当の老舗。リピーターの心を掴む味わいは、歴史に裏付けされたものなのかもしれない。
吉野家に次ぐ2位にランクインしたのが「すき家」だ。営業利益では勝利したものの、人気投票では吉野家に大きく離されて得票数は5,286票となった。「ニンニクの芽牛丼が最強」など、種類豊富で他店にないメニューが人気のようだ。3位の「松屋」は3,627票とさらに離される結果に。4位は「なか卯」、5位に「東京チカラめし」が続いた。
接戦になるかと思いきや、想像以上に吉野家の支持が厚かった。また、全国展開しているチェーン店に混ざり5位にランクインした東京チカラめしは、焼くスタイルの「焼き牛丼」をメインで提供しているチェーン店だ。近年は店舗数が減少傾向だが、復活を願うファンからの応援の意味も兼ねた投票なのかもしれない。
口が牛丼になってしまった人は、ぜひ今日の食事は牛丼にしてみてはいかがだろうか。
出典元：【2万3000票集まる】「牛丼」が一番おいしいと思うチェーン店ランキングTOP5！ 第1位は「吉野家」【2021年最新投票結果】 【ねとらぼ調査隊】
※サムネイル画像（Image:sukiya.jp）