「コンビニでよく買う商品は何か」と聞かれたとき、飲み物やお弁当、週刊誌などバリエーション豊かな回答が返ってくることだろう。そしてその中には、「サンドイッチ」という答えも含まれるに違いない。
今回はリサーチ型メディア・ねとらぼ調査隊が6月に発表した、「サンドイッチがおいしいコンビニ人気ランキング」についてご紹介していきたい。2位に大差をつけた1位は、一部ネットで「ハリボテサンド」とクレームの入ったこともある“あの”コンビニだった。
下位ながら個性光るサンドイッチのラインナップ
ねとらぼ調査隊が大手コンビニ5社を対象にした「サンドイッチがおいしいコンビニ人気ランキング」を発表している。
第5位にランクインしたのは「ミニストップ」だ。2021年11月10日時点で新商品としてウェブサイトに掲載されている「たんぱく質が摂れるサンド」や夏に販売していた「胡麻香る豚しゃぶサンド」など流行や季節感のあるラインナップが光る。第4位は「デイリーヤマザキ」。ヤマザキといえばパンをはじめとした弁当・サンドイッチ・惣菜をコンビニ内で調理する「デイリーホット」システムが大きな売りで、できたてを味わえるという他にはないメリットがある。
いずれも品質が劣るわけではないが、三大コンビニチェーンと比べて圧倒的に店舗数が少ないことから知名度が高くなく、票が集まりづらいという不利もあるだろう。
トップ3を見ていくと、第3位は得票率12.4%で「ローソン」、第2位は得票率14.4%の「ファミリーマート」という結果だった。両社の得票数は僅差であり、いずれもオーソドックスな具材で安定的なおいしさがあるとの声が集まった。
そして5社の中で、ダントツとなる731票を獲得し1位に輝いたのが「セブン-イレブン」のサンドイッチだ。得票率は64.4%とぶっちぎりで文句なしのトップといえる。寄せられたコメントからは「サンドイッチだけでなく、すべての商品が一枚上手」「パンがしっとりしており、具材もしっかりと入っている」と内容がしっかり評価されている様子が伺える。他のコンビニチェーンと同じく定番の具材はしっかりとおいしく、さらに流行のフルーツ系サンドのラインナップも充実しているところが嬉しい。
しかしセブンといえば、「ステルス値上げ」と揶揄されることもある、食品関係のかさ増しがたびたびネットを騒がせていることをご存知の方もいるだろう。サンドイッチでも、SNSの一部ではパッケージを開けてみると具材が少ししか入っていない「ハリボテサンド」が話題となったこともある。
多くの人に「おいしい」と評価されたセブンのサンドイッチ。今後も消費者をがっかりさせることなく、質・量ともに高いクオリティを維持してほしいものだ。
出典元:「サンドイッチ」がおいしいコンビニ人気ランキングTOP5! 圧倒的な第1位は「セブン-イレブン」!【2021年最新投票結果】【ねとらぼ調査隊】
※サムネイル画像(Image:Dutchmen Photography / Shutterstock.com)