レトルトでもなく、ファミレスでもなく、手作りでもない、「今日はココイチのカレーが食べた~い!」となる、あの妙な衝動は何なのだろうか。辛さを調節するもよし、トッピングでアレンジするもよし。カレーを自由に楽しめるカレーハウスCoCo壱番屋。今回株式会社スパコロが実施した「利用実態調査 ココイチ編」で、興味深い結果が出ていたのでご紹介しよう。
ココイチは沼!?一度味わうと「気づいたらココイチに来ている」なんてことも!?
まずはココイチの認知度から。調査対象となった一都三県の15歳~69歳の5,273人のうち、約80%の人が「知っている」と答え、抜群の知名度があることが実証された。しかし、意外なことに「利用したことがあるか」という問いに「はい」と答えた人は47.7%と半数に届かない結果になった。もしかしたら年齢が高い人は、「ガッツリカレーを食べる」という割合が少ない可能性があるのかも?
しかし、その47.7%のうち23.1%(全体11.0%)の人が継続利用、つまり「1回行ってみたけどもう行かないかな」ではなく、今でも通っていると答え、さらにそのうち34.4%(全体3.8%)もの人が月1回以上ココイチを利用しているという結果が出ている。ココイチのカレーの魅力のトリコとなり「ハッ、気づいたらまたココイチに来ている……!」となっている人は多いようだ。
さて、そんなココイチだが、他の外食チェーンでもカレーをウリにしているお店は多い。そこでスパコロでは「飲食店を選ぶ際に、ココイチに代わって選んだり、ココイチとどちらを利用するか迷うお店はありますか?」という質問もしている。結果は「ある」47.0%、「ない」53.0%と拮抗し引き分け。
さらに「ある」と答えた人にそのお店はどこか聞いたところ、5位は「吉野家」。メニューにカレーもあり、しっかりご飯が食べたい!という点が共通点か。4位は「サイゼリヤ」。どのメニューもリーズナブルな価格で財布に優しく、わりといいお値段のするココイチに行く予算があれば豪華なメニューが食べられそうだ。
3位は同率で「マクドナルド」と「松屋」が並んだ。ファストフードを代表するマクドナルドがライバルとして挙がるのは、ココイチからすると光栄といっても過言ではないかも?松屋は、牛丼屋なのにカレーに本気を出しすぎていることで有名で、納得の順位だ。1位には、「どうしてもカレー!」という願望をかなえてくれるためか、同じカレーチェーン店である金沢カレーの「ゴーゴーカレー」が輝いた。
ちょっと寂しいのは、店舗の看板に「牛丼」「カレー」と書いてある「すき家」が8位だったことだ。これはすき家にとっては屈辱と言わざるを得ない。
せめてハンバーガーやファミレスよりは上に来られるよう、すき家のカレー、いや華麗なる努力に期待したい。
出典元:株式会社スパコロは→こちら
※サムネイル画像(Image:ichibanya.co.jp)