日本を代表するドーナツチェーン店、ミスタードーナツ。ミスドの愛称で親しまれ、オールドファッションやフレンチクルーラー、また、ドーナツ界に革命を起こしたといっても過言ではないポンデリングなど誰もが愛するミスドの定番商品は幅広い世代に愛されている。さらに近年はさまざまな有名パティシエとのコラボが話題になった。
ところで、そんなミスタードーナツの“ライバル”といえばどこなのだろうか。
まずはミスドの“ライバル店”から発表。やっぱりミスドはカフェ扱い!?
ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロが、一都三県の15~69歳6,141名を対象に「利用実態調査 ミスド編」として調査を実施。『飲食店を選ぶ際に、ミスドに代わって選んだり、ミスドとどちらを利用するか迷うお店はありますか?』という質問に対して、「ある」と回答した人の合計は、ミスドの 1 年以内利用者のうち 約4割を超えた。
その“ライバル店”として挙がったのは早々たる顔ぶれだ。1位はファストフード界の帝王「マクドナルド」。2位は同じドーナツチェーン店の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。3位はドリンクとフードで1,000円オーバーは当たり前、貴族が集う(イメージ)「スターバックス」がランクインした。4位には「ドトールコーヒー」、8位には「タリーズコーヒー」など、いわゆるカフェチェーンも多くランクインしている。
ミスドはカフェとしての人気もありつつ、それでいて最大のライバルはハンバーガーチェーンという“食事”の役割も求められ、さらにはドーナツ特化の店舗とも競合するという、稀有なポジションであると言えそうだ。
また『どんなときにミスドを利用したいと思うか』という質問に対する回答の第1位は「小腹がすいたとき」が最も多く40.7%。食事メニューも多少あるものの、やはり主力は甘い系のドーナツ。メインの食事というより、おやつ的な使い方をする人が多いのもうなずける。また、第4位の「おいしいものを食べたいとき」、第5位の「コーヒーを飲みたいとき」、第6位の「暇で時間をつぶしたいとき」など、店内でくつろぐことを目的とした回答が続く。これはミスドが「食べたらすぐ出なければならない」という“圧”のない雰囲気であることも、大きな理由の一つだろう。
第2位は、「おみやげが必要なとき」。29.2%と3割近くを占めた利用理由、これこそがミスドと他のファストフード・カフェチェーン店とは一線を画す特徴だといえるだろう。たとえばライバル店で挙がったスタバは、確かに差し入れでもらうと嬉しい“ブランド力”があるが、飲み物を差し入れするのは好みがわからなさ過ぎるし、温度的にも厳しい。じゃあ、スタバでスイーツと言えば……?ちょっと代表的なものは思い浮かばない。
ママ友のお宅にお邪魔するときや、ちょっとしたお礼、繁忙期の部下への差し入れに……と、ミスドのドーナツは個性派メニューもあるものの、定番メニューにしておけば、男女年齢関係なくまず“外さない”ものばかりである。
師走で仕事が忙しい時期。差し入れにミスドで、上司の株が上がるかも!?
出典元:株式会社スパコロは→こちら
※サムネイル画像(Image:Tupungato / Shutterstock.com)