みんな大好きマクドナルドの「マックフライポテト」のM・Lサイズが、12月24日から一時的に販売休止となった。休止中はSサイズのみの販売で、セットメニューでもM・Lサイズは販売されない。販売休止直前の23日、都内のマクドナルド各店にはポテトのM・Lサイズを求めて長蛇の列ができていたというが、その光景に対しネットからは様々な反応が寄せられている。
販売休止期間はわずか1週間でも駆け込む人々
「FNNプライムオンライン」の報道によると、23日の東京・自由が丘のマクドナルドには行列ができており、M・Lサイズポテトの“食べ納め”をするために駆け込み客が殺到していたという。M・Lサイズを購入した人は「明日からSサイズしかないって聞いたので」「Sサイズだけしか買えないのはちょっとさみしい」などとコメントしていた。
今回、ポテトが販売休止になったのは、船便の経由地であるカナダ・バンクーバー港近郊で起こった大規模水害や、新型コロナウイルスの影響による輸入の遅れが原因だという。休止期間は、24日から30日まで。「あの人気商品が販売休止!?」と騒がれていたが、その期間はわずか1週間、しかもSサイズであればいくつでも購入可能だという。
この報道を見たネット上のユーザーからは「ポテトが食べられなくなるのではないのになぜ並ぶのかわからん。Sを2つとか買えばいいだけ」「7日後にはM・Lサイズ再開するんだし、駆け込むほどではない」「情報に過度に煽られる、ってこういうことかなと思いました」と呆れた声が上がっている。たしかに、もうポテトが食べられなくなったり、M・Lサイズがなくなったりするわけではないのだ。
なかには、「マクドナルドの話題作り。マックナゲットもそのうち欠品って言うんじゃない?」「マクドナルドのないない商法にはまっている連中が多いこと」という声も。ポテトの輸入が滞っているのは事実だが、販売休止が報道されてからのM・Lサイズの売れ行きはいつもより好調だったのではないだろうか。
どちらにせよ、マックフライポテトのM・Lサイズは1週間後に販売を再開する。今回はおそらく、“当たり前にあったものが突然なくなった”から駆け込み需要が発生したのだろう。すなわち、31日の販売再開時に長蛇の列ができる可能性は極めて低いと言えそうだ。また、近年は一度“品薄”の情報が流れるとジャンルを問わず起こっていた買い占め・転売も、さすがに生ものであるフライドポテトでは起こらないだろう……たぶん。
参照元:マックポテト 駆け込み行列 M・Lサイズは“食べ納め”【FNNプライムオンライン】
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