2022年に発売予定と噂されている「iPhone SE(第3世代・仮称)」。大手キャリアでは「iPhone 13」の値下げ合戦が繰り広げられる中、iPhone SE(第3世代)の発売を心待ちにしている人も多いだろう。そんな中、ディスプレイアナリスト・ロスヤング氏がiPhone SEの最新モデルについてツイートした。今回はそのツイートをもとに、これまで噂されてきたiPhone SE(第3世代)のスペックについて改めて見ていこう。
iPhone SE+5G、4.7インチモデルで発売か
ロスヤング氏は1月17日、自身のTwitterアカウント・Ross Young(@DSCCRoss)にてiPhone SEの新型モデルについて、「Next SE model is rumored to be called SE+ 5G and will have a 4.7″ LCD.」(次のSEモデルは「SE + 5G」と呼ばれ、4.7インチのLCDを搭載すると噂されています)とツイート。さらに、以前から予想されていた5.7や6.1インチのディスプレイモデルは、2023年に 5.7インチで発売されるのではないかと綴った。
ロスヤング氏の主張を読み解くと、2022年発売予定のiPhone SE(第3世代)は「iPhone SE+5G」という名前で売り出されるという。5Gに対応するものの、「iPhone SE(第2世代)」と変わらない大きさの4.7インチディスプレイということになれば、革新的な進化を期待していた人にとっては少々残念かもしれない。また、2022年モデルではなく、2023年モデルのiPhone SEを購入したいという人も出てくるだろう。
iPhone SE 新型モデル、4.7インチか5.7インチかが明暗を分ける?
iPhone SE(第3世代)の発売に向けて、様々なリーク情報が飛び交っている。中でも注目なのが、指紋認証「Touch ID」を搭載した物理ホームボタンを残し、iPhone 13にも搭載された「A15 Bionic」のチップを採用するということ。値段は多くのメディアで約33,600~49,800円と予想されている。もし本当ならば、手ごろな価格でありながらiPhone 13レベルの処理性能を備えたコストパフォーマンスも申し分ないiPhoneといえるだろう。
発売当初から高い人気を誇ってきたiPhone。最近では大きいディスプレイが主流で10万円台のiPhoneシリーズに対し、低価格でありコンパクトなサイズ感と十分な機能を兼ね備えたiPhone SEは、ミニマリストタイプのユーザーから好評を得ている。ハイスペックモデルへと進化を遂げるiPhoneを横目に「そんなにたくさんの機能使いこなせない」「必要最低限で大丈夫」というiPhone SE派の人も少なくない。
最近ではiPhone 13の売れ行き不調がアップルなどの開発に影響を与えていると言われているが、iPhone SEの新型モデル発売で売り上げが回復するのではないかという見方もある。iPhone SE(第2世代)に引き続き4.7インチモデルか、5.7インチモデルが発売されるかによっても明暗を分けそうだ。2022年春のiPhone SE新型モデルの発売に期待が集まる。
引用元:2023 iPhone SE 4 Could Feature a 5.7-Inch Display and Debut in 2023【iPhone Hacks】
※サムネイル画像(Image:Hadrian / Shutterstock.com)