中国のメーカーGioneeが、国内向けに発売すると発表したGionee G13 Proが、iPhone 13に似ていると話題に。
「iPhone 13」といえば、言わずと知れたアップルの最新機種シリーズ。その最上位にあたる「iPhone 13 Pro」シリーズは、6.1インチ画面のiPhone 13 Proと、6.7インチ画面の「iPhone 13 Pro Max」の2機種あり、ProMotionを採用したSuper Retina XDRディスプレイ、医療に使われるレベルのステンレススチール、どんなスマートフォンのガラスよりも頑丈なCeramic Shield、業界をリードするIP68の耐水性能を持つ、スマホのなかでも最上位クラスのスペックを持つ。当然ながら価格も最上位クラスで、iPhone 13 Proは122,800円(128GB)、iPhone 13 Pro Maxは134,800円(128GB)と高級品だ。
そんな高価なiPhoneには手が届かない…、というユーザー向けなのか、中国メーカーのGionee(金立)が、「Gionee G13 Pro(金立G13Pro) 」を発表。これがまたiPhone 13とそっくりな見た目をしているのだ!
iPhone 13風のエントリーモデルが中国のみで発売!?
中国のメーカーGioneeが、国内向けに発売すると発表したGionee G13 Proは、6.26インチ19:9ディスプレイのスマートフォン。19:9ディスプレイで、CPUはUNISOC Tiger T310、その他2.0GHz クアッドコア、RAM4GB、ストレージ容量32GB/128GB、メインカメラは1,300万画素カメラ搭載のエントリークラスのスマートフォンだ。
ここまでの情報だけであれば、ある意味ありきたりな格安の中華スマホという話で片付くかもしれない。しかし現在世界的に話題となっているのは、そのスペックよりもデザインに理由がある。あろうことか、iPhone 13シリーズに見た目がそっくりなのだ。
おそらくロゴが見えなければ、見分けがつかない人も出てきそうなほどに“iPhoneっぽい”のだ。全体的なフォルムや、画像でしかわからないものの、そこから察する素材感は、まさにiPhone 13の印象そのものなのだ。
Gionee G13 Proは現在、529元(約9,600円)で予約可能とのこと。ほとんどが10万円を超えるiPhoneシリーズとは、比べることさえはばかられるほどの金額差だと言えるだろう。
著作権は大丈夫?本当に発売されるのか
ネット上からは「欲しいんだが」と、超廉価版iPhone 13に興味を示すユーザーも一定数存在した。一方で「ツッコミどころが満載すぎる」「さすがにパクリと言われても仕方がない気がする」などのツッコミが多数寄せられている。また、「カニカマと本タラバガニくらい違うよな」といった比喩表現を行うユーザーも見られた。
また、「これ著作権に引っかかるやろ」と権利関係に抵触していると指摘する声も。普通のメーカーであれば開発時にデザインに法的問題がないか確認しているはずであり、予約可能な段階まで進んでいるスマホがそんなミスをやらかすとは思えないのだが……。「ここまで似ている」+「中国だから…」といったポイントを考えると、直前になって発売が中止になってもおかしくないかもしれない。
果たしてこの激安iPhone 13……ではなくGionee G13 Proは無事に発売を迎えることができるのだろうか。今後の動向にも注目だ。
参照元:iPhone13そっくりのG13 Pro発表〜HarmonyOS搭載?予約価格1万【iPhone Mania】
出典元:GSMArena
※サムネイル画像は(Image:「GSMArena」より引用)