iPhoneでリンクを開こうと思ったら、勝手にアプリが起動してしまう。という経験をしたことはないだろうか。これは「ユニバーサルリンク」という機能によるもの。急いでいるときは鬱陶しく感じることも多いので、制御の方法を知っておこう。
ユニバーサルリンクを制御する
(Image:Nemanja Zotovic / Shutterstock.com)
iOS 9から搭載された「ユニバーサルリンク」という機能は、Safariでリンクを開くとき、リンク先に対応するアプリがインストールされていればアプリで開き、アプリがインストールされていなければSafariで開くというものだ。このユニバーサルリンクに対応しているアプリには、YouTube、Googleマップ、Amazon、食べログ、DELISH KITCHENなどがある。
ユニバーサルリンクはSafariだけでなく、他のアプリでも機能する。たとえば、メモアプリにAmazonへのリンクを貼り付けていた場合、そのリンクを開くとAmazonアプリが開くといった感じだ。一見便利な機能だが、ちょっと情報を確認したいだけなのにアプリが開いてしまうのは煩わしい。特に忙しいときはイラっとしてしまう。ユニバーサルリンクを制御する方法を知っておけば、このようなストレスを溜めずに思い通りに操作できる。
Safari欲しい商品を検索した場合、Amazonへのリンクが出ることがある。このリンクをタップする
すると、ユニバーサルリンクが機能し、Amazonアプリがインストールされている場合はアプリが起動して表示される。この場合、画面左上の「Safari」をタップすれば元のページに戻れるが、このページ自体はSafariで開けない
そのままSafariでページを開きたい場合は、リンクを強く押し込むかロングタッチする
メニューが表示されるので、Safariでそのまま開くときは「開く」または「新規タブで開く」をタップしよう
ページがそのままSafariで表示される。なお、画面上部の「開く」をタップすれば、アプリで開くこともできる
Safariでウェブを見ているときに、突然アプリが開いてしまうのは案外嫌なものだ。特に、ここで紹介したように検索画面からダイレクトにアプリを開いてほしくないこともあるだろう。これを制御する方法を知っておけば、ウェブの閲覧がもっと快適になる。ぜひ覚えておこう。