楽天モバイルが「iPhone 13/iPhone 12 mini」など4キャリア最安値宣言!大胆な値下げでシェア拡大なるか

楽天モバイルが攻勢をかけてきているようだ。なんと「iPhone 13(128GB)」の販売価格を「4キャリア中、最安値(2022年2月8日時点)」まで引き下げる思い切った値下げを敢行したのだ。“第4のキャリア”として先行する既存3キャリアに追いつくべくユーザー数の伸長を図る楽天モバイルの新たな一手は、これから業界シェアにどれほどの影響を与えることになるだろうか…?

楽天モバイル、iPhone 13(128GB)をキャリア最安値で販売開始

楽天モバイルの公式アカウントである楽天モバイル(@Rakuten_Mobile)は2月8日、「『iPhone 13(128GB)』の本体代を値下げしました」とツイート。「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」でiPhone 13が月々2,009円(税込、以下同)の支払いで購入できること、さらに同時点で4キャリア中、最安値であることをアピールした。

同社公式HPの「iPhone一覧」ページによれば、楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムの利用で、これまで98,800円だったiPhone 13(128GB)の本体価格が96,470円に。さらに25カ月目に機種変更してiPhoneを返却した場合は、48回払いのうち残りの24回分の支払いが不要となり、実質的に48,216円になるというのだ。人気のiPhoneの最新機種を約5万円で2年間使えるというのは、とても魅力的な話と言えるだろう。

さらに今回の割引対象はiPhone 13(128GB)だけでなく、同じくiPhone 13の256GBと512GB、「iPhone 13 mini」の128GB・256GB・512GB、「iPhone 12」の64GB・128GBも含まれている。これまで購入を検討しながらも「値段がなぁ…」と二の足を踏んでいたユーザーにとっては、またとないチャンスと言えそうだ。

近年は各社とも残価設定型の購入プランが流行している(画像は「楽天モバイル」公式サイトより引用)

楽天モバイルは2020年にキャリア参入を果たしたばかりの、いわば“チャレンジャー”だ。総務省が2021年12月に発表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和3年度第2四半期(9月末))」でも、業界シェアは2.1%(ドコモ36.8%、au(KDDI)27.0%、ソフトバンク21.0%)と一人でも多くのユーザーを獲得し、既存キャリアとの差を埋めなければならない立場にいる。

そんな中で発表された今回の“iPhone最安値”は、当然ながらユーザー数の増加を目指しての施策であることは間違いない。2月4日には以前から目標としていた「自社回線の人口カバー率96%」の到達も発表したばかり。社を挙げて二の矢三の矢を放ちシェア拡大にまい進しているタイミングだとすれば、今後もさらなるニュースやキャンペーンの発表も期待できるかもしれない。

成長著しい楽天モバイルの動向にこれからも要注目だ。

●iPhone一覧【楽天モバイル

※サムネイル画像は(Image:「楽天モバイル」公式Twitterより引用)

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