みなさまの中に、Androidスマートフォンを使用している人はどれだけいるだろうか。日本国内では長年iPhoneが優勢ということは広く知られているが、Androidスマホも根強い固定ファンを有していることも事実だ。
今回は、そんなAndroidスマホの中古市場の事情について、買取数ランキングなどをもとにお伝えしていきたい。多くのスマホメーカーが存在するAndroidスマホらしい、バラエティ豊かなランキングになるのだろうか?
買取数ランキング1位は“コスパ最強”スマホ!
中古携帯の売買を行う株式会社携帯市場は2月7日、2022年1月の中古Androidスマホ・タブレットの売買ランキングを発表した。今回はその中でも中古Androidスマホ・タブレット買取数ランキングに注目していきたい。
買取数ランキング3位は「AQUOS sense4 basic」、そして2位には「AQUOS sense3 basic」と、シャープのエントリーモデルであるAQUOS senseシリーズが揃ってランクインした。どちらも2020年発売(sense3は6月、sense4は11月)の機種だが、意外と使用期間が短いように思わなくもない。エントリーモデルをしっかりと使いこなして、「もう少しハイスペックな機種にしたい」と、ミドルレンジモデルやハイエンドモデルへとステップアップしていったのだろうか。短期的な使用であれば、手ごろなエントリーモデルを使い倒すという選択肢もアリだろう。
そして堂々の1位に輝いたのは、中国・シャオミの「OPPO A73」(2020年11月発売)だった。OPPO A73の特徴は、“低価格でもそこそこのスペック”というコスパの高さだ。こちらもエントリーモデルや2台持ちの2台目として優秀な機種であることは間違いなく、OPPO A73でスマホの操作に慣れたユーザーが、より自分にぴったりの機種を探したくなったのかもしれない。
買取額1位はサムスンの“折りたたみスマホ”!
続いて中古Androidスマホ・タブレットの買取額ランキングだ。3位は「LEITZ PHONE 1」(ソフトバンク)の140,000円。2021年7月に発売されたばかりの新機種で、歴史あるカメラメーカー・ライカが監修を手掛けている。それもあってか近年はカメラを用途ごとに分けて2~3個のカメラレンズを装着する機種が多い中、このLEITZ PHONE 1の背面には大きなカメラレンズが鎮座している。既存のカメラを使うような感覚で撮影ができることも魅力と言えそうだ。
そして2位には中古スマホの買取額として目を疑いそうな170,000円という価格で「SCG11 Galaxy Z Fold3 5G」(au)が登場。そして1位も同額の「SC-55B Galaxy Z Fold3 5G」(ドコモ)と、Galaxy Z Fold3が買取額ランキングのワンツーを決める結果となった。
Galaxy Z Fold3はいわゆる“折りたたみスマホ”で、元の販売価格が高いことも一因となっていることは間違いない。しかしそれでも需要がなければ高値で買い取り続けることはできないだけに、「新品を買うのは厳しいけど、中古でもいいから欲しい」というファン層が存在するのかもしれない。
今回の買取価格ランキングでは、トップ10にGalaxyが6つランクインすることとなった。もし読者のみなさんが今後スマホを新しくするときには、手放す際のことを考えてGalaxyを選んでみるのも悪くないかもしれない。
出典元:「みんなのすまほ買取」は→こちら
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