もはや現代人の生活必需品となっているスマートフォン。ただ他人と連絡を取るためだけの道具ではなく、遊び、趣味、仕事などあらゆる場面で利用していることだろう。しかし最新のスマホはスペックが高い分、価格も高いものが多く、中古の型落ちスマホで十分だと言う人も多い。
多種多様な中古スマホの中でどのモデルが人気なのか、ご紹介しよう。
総合ランキングはiPhoneシリーズが独占!トップ3にはある共通点が!?
株式会社ウェイブダッシュは、自社が運営するフリーマーケットサイト「ムスビー」の2022年2月の中古スマホ・タブレットのランキングを制作。スマホ総合、Androidスマホ、タブレットのランキングをそれぞれ発表した。
中古スマホ総合ランキングでは、トップ10をiPhoneシリーズが独占。iPhoneの普及率の高さがうかがえる。4~10位には比較的新しい「iPhone X」シリーズ(5・6・8位)や「iPhone 11」(7位)が並ぶ中、2020年11月に発売された「iPhone 12 mini」が第4位にランクイン。前月よりも順位を上げているもののトップ3に入ることはできなかった。
そしてトップ3に入り、第3位は「iPhone 7」、第2位には「iPhone 8」、そして第1位の座には「iPhone SE(第2世代)」が輝いた。iPhone 8までのモデルとiPhone SE(第2世代)にはホームボタンと指紋認証「Touch ID」の機能がついており、iPhoneシリーズを以前から使っていた人には馴染み深い。またそれ以降のモデルに比べて安価で買えることも人気の理由だと推測される。
Androidスマホは人気2シリーズがトップ5に!タブレットは前の世代も人気
中古Androidスマホのランキングではソニーの「Xperia」とサムスンの「Galaxy」の2シリーズが上位を占めた。iPhoneシリーズとは異なり、比較的新しいかつ安く買えるモデルが多く、特に第3位の「Galaxy A22 5G」は初心者用のスマホでスペックはそれほど高くないものの、長時間バッテリーで使いやすいのが特徴。第1位の「Xperia Ace II」も2021年5月発売で新しく、お手頃価格で買えるモデル。Androidスマホのランキングは必要以上のスペックを求めない人におすすめのようだ。
タブレットのランキングではiPadが独占。普及率が高いiPhoneやMacと同期しやすく、扱いやすい点が人気のようだ。iPadは現在第9世代まで発売されているが、比較的前の世代の機種が人気で、2012年~2015年に発売されたものがランクインする結果に。iPadは世代が変わってもデザインやスペックが大きく変わることが少ないため、多少古いモデルでも問題なく活用できると考えている人が多いのだろう。
中古のスマホやタブレットは、スペックやバッテリーなどは最新モデルに劣るものの、安くて使いやすいものが多いのも事実。デザインかスペックかコスパか…それぞれの選び方で自分にあったスマホを見つけてほしい。
出典元:ムスビーは→こちら
※サムネイル画像(Image:NYC Russ / Shutterstock.com)