アップルが日本時間3月9日にオンラインイベントを開催することが決定して以降、「iPhone SE(第3世代、仮称)」登場の現実味が一気に増してきた。そんな中、新たな周辺アクセサリのリーク情報が大きな注目を集めている。
なんとiPhone SE(第3世代)には、「iPhone SE(第2世代)」には存在しなかった、新たなセンサーが搭載されているかもしれないというのだ!
iPhone SE(第3世代)の周辺アクセサリ画像がリークされる
Twitter上で衝撃のリーク情報を伝えたのはリサーチャーのMajin Bu(@MajinBuOfficial)だ。3月2日に投稿された同氏のツイートでは、iPhone SE(第3世代)のものだとされる本体ケースと保護フィルムの画像を公開している。本体ケースは黒系・赤系・白(透明)系・深緑系・グレー系の5色展開。保護フィルムもiPhone SE(第2世代)と似た構成となっている。
ちなみに一部でその去就に注目が集まっている「ホームボタン」も、保護フィルムの下部に開いた穴からして健在のようだ。ホームボタン搭載ということは指紋認証「Touch ID」の機能も有していることだろう。Touch IDの復活を願うユーザーにとってはかなりの朗報と言えそうだ。
そんな中でMajin Bu氏は、画面上部のセンサーの穴の数に注目している。既存のiPhone SE(第2世代)では2つだったセンサー穴が、公開された保護フィルムには3つ存在するのだ。いったいなぜなのだろうか…。
新機能?Face ID?新たに設けられる機能は何なのか
iPhone SE(第2世代)で画面上部に搭載されていたのは、「近接センサー」「環境光センサー」の2つだ。アップル公式によれば、iPhone SE(第2世代)には他にも「Touch ID指紋認証センサー」「気圧計」「3軸ジャイロ」「加速度センサー」があり、計6つのセンサーが搭載されていた。つまりこれら以外の何かが追加される確率が高いということだ。ちなみに最新の「iPhone 13」でも、Touch IDが顔認証「Face ID」となった以外は同じセンサーが搭載されていることがアップル公式から確認できる。
「新機能の登場か!?」と期待したくもなるところだが、冷静に考えてみるとiPhone SEシリーズは基本的に廉価版のモデルだ。もし筆者がアップルの開発者であれば、「新機能はナンバリングモデルで華々しくデビューさせたい」と思ってしまうだろう。そのため今回は新機能の可能性は一度除外してみたい。
となると既存の機能であり得る可能性としてはFace IDの搭載だろうか。アップルの公式HPの解説によれば、Face IDの機能は「TrueDepthカメラ」から何千もの赤外線のドットを投射して顔の形状を解析しているという。3つ並んだ穴のうち一番右の形状が微妙に幅広なのも、投光部と受光部が並んでいる可能性考えられそうだ。ただそうなってくると、生体認証機能がFace IDとTouch IDが共存することになるのだろうか。Androidスマートフォンでは指紋認証と顔認証の両方がついている機種もあるが、iPhoneで実現したとすれば画期的なことかもしれない。
“第3の穴の謎”の真相は、3月9日に明らかになる。iPhone SE(第3世代)の正式登場を期待して待ちたい。
引用元:iPhone SE 3 Cases and Screen Protector【Majin Bu(@MajinBuOfficial)さん】
参照元:iPhone SE(第3世代)が何らかのセンサー追加?保護フィルムの画像が投稿【iPhone Mania】
※サムネイル画像(Image:Wachiwit / Shutterstock.com)