月10GB以下で選ぶ格安SIMランキング【2022年3月最新版】

ahamoやpovo、LINEMOなどの登場によってスマホの料金プランはかなり安くなったが、スマホのデータ通信量を月20GBも使わない人も多いはず。もちろん、最近はpovoやLINEMOでも月3GBで月額990円というプランを用意しているが、実は、月10GB以下であれば格安SIMのほうが安くなる場合も多い。そこで今回は、月10GB以下ならどの格安SIMを選べばいいか解説しよう。

月10GB以下でいいなら格安SIMが安いことが多い

ahamoやpovo、LINEMOといった大手キャリアの格安プランは、データ通信量が月20GBでも3,000円以下なのでかなりお得だ。

だが、データ通信量を月20GBも使わないのであれば、オーバークオリティとなってしまう。そんな人は月10GB以下の格安SIMを検討してみてはいかがだろうか? 

筆者の場合は、会社や自宅はWi-Fiを利用できるし、毎日、通勤電車で往復1時間ほどWebサイトを見る程度なので、スマホは月3GBの格安SIMを利用している。それでも、余ったデータ量は翌月に繰り越せるので、データ量が足りなくなって困ることはない。

もっとも、最近はLINEMOでも月3GBで月額990円、povo2.0でも3GB/30日で990円という料金プランが用意されているが、それでもなお、格安SIMのほうが安い場合が多いのだ。

そこで今回は、格安SIMのなかで月10GB以下のプランを紹介したいと思う。これで、今よりもっとスマホの料金が安くなるかもしれないぞ!

こちらが、編集部独自調査による格安SIMの月10GB以下のプラン比較表。日本通信の「合理的シンプル290プラン」は月1GBで290円という驚きの価格を実現。また、月10GBでもソニー「NUROモバイル」なら月額1,485円と圧倒的な安さだ

月1GBならたった月額290円! 月4GB以下なら日本通信「合理的シンプル290プラン」が安い

スマホではほとんどWebサイトを閲覧せず、主に電話やメールしか使わないという人には、日本通信の「合理的シンプル290プラン」の1GBプランがオススメ。

日本通信は格安SIMの草分け的な存在で、これまでもお得なプランを提供してきたが、2022年1月に発表した「合理的シンプル290プラン」は、月1Gが月額290円から利用可能。以降1GBにつき220円を追加すれば、最大100GBまで増量できる分かりやすいプランとなっている。

筆者のように月3GB程度しかデータ量を使わないのであれば、「合理的シンプル290プラン」の3GBや4GBプランがもっとも安い。

もし、日本通信の「合理的シンプル290」について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてほしい。

(Image:nihontsushin.com)

「合理的シンプル290プラン」は月1GBなら月額290円という驚きの安さ。月70分までの通話定額「70分無料通話オプション」が月額700円で追加できるのも、なかなか使い勝手がよい

●日本通信「合理的シンプル290」(公式)は→こちら

月5GB以上ならソニーの「NUROモバイル」が圧倒的に安い! さらにお得なサービスも

月1~3GBでは微妙にデータ量が足りない人にオススメしたいのが、ソニーネットワークコミュニケーションズの格安SIM「NUROモバイル」だ。

「バリュープラス」の月3GBプランは月額792円だが、月5GB(VMプラン)は月額990円、月10GB(VLプラン)では月額1,485円という圧倒的な安さを実現している。

そのままでも十分安いのだが、実はさらにお得なサービスが用意されている。それが「Gigaプラス」だ。

「Gigaプラス」とは、5GBプランの場合は3カ月ごとに3GB、10GBプランでは3カ月ごとに6GBがプレゼントされるサービス。しかも、余ったデータ量は翌々月まで繰り越せる。

つまり、5GBプランでは年間12GBが追加されるので実質月6GB。10GBプランでは年間24GBが追加されるので、実質月12GBプランになるのだ。

このように月5GB以上のプランなら、NUROモバイルのバリュープラスを選んでおけば間違いないだろう。

(Image:mobile.nuro.jp)

自ら「ぶっとび価格!」と表記しているとおり、「バリュープラス」の月5GBと月10GBプランは圧倒的な安さとなっている

(Image:mobile.nuro.jp)

「Gigaプラス」では、3カ月ごとにVM(5GB)プランは3GB、VL(10GB)プランは6GBがプレゼントされるので、実質的なデータ容量はさらに増える仕組み

●NURO mobile(公式)は→こちら

価格よりも品質や安心感を優先するならNTTグループの「OCN モバイル ONE」がオススメ

格安SIMは確かに安いが“安かろう悪かろう”では意味がない。何となく格安SIMの申し込みや回線速度などに不安があるという人には「OCN モバイル ONE」がオススメ。

OCN モバイル ONEはNTTグループの格安SIMで、最近はドコモショップや家電量販店でも取り扱いがあるため、対面で相談しながら申し込めるのが安心だ。

また、格安SIMでは混雑時に通信速度が遅くなる時もあるが、OCN モバイル ONEならNTTグループだけに回線速度や安定感は他社より上だと言われている。

さらに、格安SIMに加入するのと同時にスマホを購入する人が多いと思うが、OCN モバイル ONEならスマホもセットで購入できる。最新のAndroidスマホが大幅割引で買えるほか、中古のiPhoneが1円で買える場合も!

なお、OCN モバイル ONEには月0.5GB(500MB)+月10分無料通話付で月額550円のプランもあるが、こちらはデータ量が少なすぎるので、ガラケーからスマホに乗り換えて本当に電話とメールしか使わない人向けだと考えておこう。

(Image:ntt.com)

OCN モバイル ONEの公式サイトでは、ドコモ回線の通信品質の良さやスマホとのセット購入で高い評価を受けていることをアピールしている

(Image:ntt.com)

OCN モバイル ONEでは、格安SIMの申し込みと同時にスマホを購入すると、かなり割り引きされるのがうれしい。最新のAndroidスマホだけでなく、人気のiPhoneが中古なら1円から買えるのも魅力的だ

●OCN モバイル ONE(公式)は→こちら

まとめ

いかがだろうか? 月20GBで月額3,000円以下のahamo、povo、LINEMOの登場で“割高SIM”となってしまった「格安SIM」だが、現在では月10GB以下ならかなり安いプランが登場している。

なかでも、日本通信の「合理的シンプル290プラン」は月1GBで290円という驚異的な安さ。月4GB以下でいいならオススメできる。

また、ソニー「NUROモバイル」のバリュープラスは月5GBで月額990円、月10GBで月額1,485円と圧倒的な低価格。月5GB以上で選ぶならNUROモバイルを選んでおけば間違いないだろう。

なお、格安SIMに価格だけでなく質を求めるなら、回線品質に定評のあるIIJmioやOCN モバイル ONEなどがオススメ。しかも、この2社は光回線に加入することで割り引きが受けられるため、料金表の価格よりも毎月220円~660円も安く利用できることも覚えておきたい。

●mineo(公式)は→こちら
●IIJmio(公式)は→こちら
●イオンモバイル(公式)は→こちら

オトナライフ編集部
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