月20GBで選ぶ格安SIMランキング【2022年4月最新版】

ahamoやpovo、LINEMOなどの登場によってスマホの料金プランは月20GBでも3,000円以下で利用できるようになった。しかし、最近では月20GBプランでも格安SIMなら月額2,000円前後のプランが続々と登場している。そこで今回は、月20GBでお得な格安SIMプランがどれなのか解説しよう。

まずは大手キャリアの20GBプランをチェック!

ahamoやpovo、LINEMOといった3大キャリアの格安プランは、データ通信量が月20GBでも3,000円以下なのでかなりお得だ。

まず、ドコモのahamoは月額2,970円で1回5分かけ放題付。ソフトバンクのLINEMOは月額2,728円で1回5分かけ放題は月額550円のオプションとなる。また、auの「povo2.0」は基本料金が無料で20GB/30日オプションが2,700円となっているほか、1回5分かけ放題は月額550円で追加できる。

また、ahamoでは支払いに公式クレカ「dカード」を利用することでボーナスパケットが付与される制度があり、ノーマルのdカードでも+1GB、dカードGOLDなら+5GBされることにも注目したい。

これに対し、第4のキャリア楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT VI」のワンプラン。20GBまでは月額2,178円で「Rakuten Link」アプリを使えば電話は完全かけ放題となる。ただし、楽天回線の人口カバー率は96%程度で、地方や山間部ではまだつながりにくい点には注意しよう。

大手キャリア格安プラン比較(音声プラン)

3大キャリアのかけ放題込みで比較すると、ahamoがもっとも安い。また、楽天モバイルは20GBを超えると月額3,278円でデータ量が無制限になるほか、独自アプリで通話料が完全無料になるのが凄い(編集部で独自に作成)

●ahamo(公式)→こちら
●povo2.0(公式)→こちら
●LINEMO(公式)→こちら
●楽天モバイル(公式)→こちら

格安SIMのイオンモバイルなら月20GBでも月額1,958円!

編集部の独自調査では、今回、格安SIMの20GB(音声通話付SIM)プランのなかでは、イオンモバイルの「さいてきプランMORI MORI」が月額1,958円でもっとも安かった。また、全国のイオンで申し込める手軽さもあるので有力な候補となるだろう。

これに対し電話かけ放題込みの料金では、老舗の格安SIM事業者である日本通信の「合理的20GBプラン」が、月70分かけ放題付で月額2,178円ともっとも安い。

実は合理的20GBプランには月額3,378円の「かけ放題プラン」も用意されており、差額の1,200円が実質的に完全かけ放題料金ということになる。

また、格安SIM最大手のIIJmioの「ギガプラン」も月額2,000円とかなり安く、データ1GBの追加も220円と最安値だ。さらに、IIJmioひかりセット割りを適用すれば、月額660円割引となることにも注目したい。

IIJmio、イオンモバイル、日本通信の格安SIM20GB料金プラン比較(音声プラン)

格安SIMの20GBプランで注目したい3社の料金表。プラン単体ではイオンモバイルがもっとも安く、かけ放題込みなら日本通信の「合理的プラン」が安かった(編集部で独自に作成)

●IIJmio(公式)→こちら
●イオンモバイル(公式)→こちら
●日本通信(公式)→こちら

月20GBで月額2,000円以下の格安SIMはほかにもある!

月20GBで月額2,000円前後の格安SIMはほかにもある。まず、「LIBMO」は東海地方の通信事業者TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIM。「なっとくプラン」は月額1,991円と安く、LIBMO×光セット割で月額220円割引となる。

「リペアSIM」は「iPhone修理サポ」を運営するGEARが運営する格安SIM。知名度はやや低いが「バリューL」プランなら月額1,980円とかなり安く利用できる。

ソニーが運営する「nuroモバイル」は専用帯域を利用しており格安SIMのなかでは速度が速いのが特徴。また、データ容量を使い切ったあとも1Mbpsで通信できるのが実用的だ。

20GBプランは月額2,699円の「NEOプラン」と月額2,090円の「NEOプランLite」がある。表では料金の安い「NE0プランLite」を紹介しているが、実は「NEOプラン」もかなりお得だ。

「NEOプラン」は3カ月ごとに15GBが付与される「Gigaプラス」や、SNSがノーカウントになる「NEOデータフリー」に対応するほか、上り(アップロード)利用時にはデータ通信量を消費しない「あげ放題」も適用される。SNSをよく利用する人なら「NEOプランLite」よりお得になるだろう。

nuroモバイル、LIBMO、リペアSIMの格安SIM20GB料金プラン比較(音声プラン)

LIBMOやリペアSIMの知名度はやや低いが、いずれも20GBで月額2,000円以下という安さだ。ソニーの「nuroモバイル」も20GBプランがかなりお得(編集部で独自に作成)

●nuroモバイル(公式)→こちら
●LIBMO(公式)→こちら
●リペアSIM(公式)→こちら

まとめ

いかがだろうか? 今回、編集部の独自調査ではプラン単独ならイオンモバイルの「さいてきプランMORI MORI」が月額1,958円でもっとも安く、電話かけ放題込みなら日本通信の「合理的20GBプラン」が月額2,178円でもっとも安いという結果になった。

もちろん、“格安SIMは安かろう悪かろうでしょう?”なんて思っている人は迷わず3大キャリアの格安プランにすればいい。実際、月額料金は数百円しか違わないし、3大キャリアの回線は高速5G回線も利用できるうえ回線に不安がない。

もっとも、格安SIMでも「nuroモバイル」や「IIJmio」などの大手なら回線速度の速さや安定感をウリにしているし、格安SIMはデータ繰り越しが利用できることが多いので、実質的なデータ通信量はもっと増える。

もし、値段優先で考えるら、やはり格安SIMは大手キャリアよりもかなりお得になるのは間違いないだろう。

※サムネイル画像は(Image:各公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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