ドコモやauなどの大手キャリアよりグッとお得な格安SIM。乗り換えるだけで月額利用料が安くなるのに、あるアプリを使うことで、もっと安くすることを知っているだろうか? 今回は、誰でも簡単にできる格安SIMの月額利用料をもっと安くする裏ワザを紹介しよう。
高速データ通信は必要なときのみオンにする!
たとえば、DMMmobileではアプリから高速データ通信を簡単にオン&オフすることができる。オフにすると200kbpsの低速モードになるが、メールやLINE、Web閲覧程度ならあまり困らない。当然、オフにしている間は高速データ通信量は減らないのだ。イザというときだけオン(300~700Mbps)にすればOK。しかも、節約した高速データ通信量は、翌月に繰り越せるがうれしい!
格安SIMに乗り換えると、スマホの月額料金が大手キャリアよりも大幅に安くなるのは誰でも知っているだろう。だが、実はそんな格安SIMをもっと安くする方法がある。
格安SIMに乗り換えるとき、誰もが悩むのが高速データ通信量を何GBで契約するかであろう。通常のメールやLINE、Webサイトの閲覧だけなら2~3GBで十分だが、YouTubeなどの動画サイトを観るとなると6~10GBくらいは欲しくなる。つまり、この高速データ通信量の差によって格安SIMの月額料金は決まるので、高速データ通信量の消費を抑えれば、料金はさらに安くできるのだ。
そこで覚えておきたいのが高速データ通信量を節約する裏ワザだ。現在、多くの格安SIM会社が専用の「節約アプリ」を導入することで、高速データ通信をオンにしたりオフにできるのだ。通常はオフ(節約モード)にしておき、YouTubeや大容量のデータをダウンロードするときはオン(高速モード)にする。こうすることで、たとえば、それまで7GBで契約していた格安SIMを5GBに下げることができるので、月額利用料を節約できるというわけだ。
■高速データ通信オン&オフできる格安SIM
・DMMmobile
・楽天モバイル
・IIJmio
・OCNモバイルONE
・イオンモバイル
・mineo
・UQ mobile など
■DMMmobileの料金プラン(一部抜粋)
2GB 月額1,380円
3GB 月額1,500円
5GB 月額1,910円
7GB 月額2,560円
8GB 月額2,680円
10GB 月額2,890円
20GB 月額4,680円
※シングルコース・通話対応SIMプランの場合
節約モードを使える格安SIMが絶対にお得!
(Image:Shutterstock.com)
現在、「DMMmobile」「楽天モバイル」「IIJmio」「OCNモバイルONE」など、大手の格安SIM会社であれば、高速データ通信を自分でオン&オフにできるアプリを提供していることが多い。格安SIMを選ぶときは必ず確認しておきたい機能だ。
もし、この節約モードを利用することで7GBから5GBに格安SIMの契約を替えることができれば、たとえば、DMMmobileの場合なら毎月650円節約できるので、1年間では7,800円もお得になる。余ったデータ通信量を繰り越せる機能と合わせて利用したり、フリーWi-Fiなどを積極的に活用すれば、毎月のデータ通信量を2GB程度下げることも不可能ではないだろう。
これから格安SIMに乗り換える人も、すでに乗り換えた人も、是非、節約モードアプリを活用してほしい。