【格安SIM】香港行くならプリペイドSIMカードが超お得！

　香港旅行に行くとき、もしSIMフリースマホ（SIMロック解除されてスマホ）を持っているなら、超お得なプリペイドSIMカードを購入しよう。まず、紹介したいのは香港の外国人旅行者向けツーリストSIMカード（Discover Hong Kong Tourist SIM Card）だ。これは香港旅遊發展局が推奨するCSL社のプリペイドSIMカードで、香港国際空港の到着ロビーにあるショップで販売されている。
　このツーリストSIMカードは5日間で3GBのタイプが88ドル（約1,300円）、8日間で8GBのタイプが118ドル（約1,700円）となっており、香港とマカオで利用可能。香港国際空港の到着ロビーにあるセブン-イレブンやtotoショップなどで購入できる。もし、スマホの設定にあまり詳しくない人ならtotoショップで買うのがおすすめ。実はtotoショップなら、自分でAPN設定などをしなくても店員が設定を全部やってくれるのである。これなら初めての香港でも困ることはないはずだ。
　ちなみにレンタルモバイルルーターの「イモトのWi-Fi」を借りると、1GB/日（ギガプラン）で1,580円なので5日間で7,900円＋受け渡し手数料500円＝8,400円。8日間なら1万2,640円＋受け渡し手数料500円＝1万3,140円するので、かなりお得なのがわかるだろう。

　香港ツーリストSIMカードは格安で、初心者でも安心して使用できるが、もっと安くプリペイドSIMカードをゲットするなら、日本のAmazonで事前に購入しておくのがスマートだ。
　とくにおすすめなのが「中国聯通香港(China Unicom)」のデータ専用SIM。これなら中国本土31省と香港で8日間利用できる。Amazonでの販売価格は1,060円なので、香港ツーリストSIMの8日間よりも600円以上安い。ただし、データ通信量は無制限とあるものの2GBを超えると128Kbps以下に速度制限されるので、実質使えるデータ量は2GBだと考えよう。とはいえ、通常のWebサイト閲覧やメールで2GBを1週間で消費することはまずないし、ホテル内ではWi-Fiを使うこともできるので、こちらのSIMでも十分であろう。ちなみに、このSIMカードは標準/micro/nanoの3タイプ対応（3-in-1）で、APN設定もAPN部分と名前を「3gnet」にするだけでいいので、初心者でも迷うことはない。実際、筆者が香港市内で使った感想としては、常時4G接続できていたし、とくに遅いと感じたことはなかった。