Androidスマホは、ストレージの容量が不足してくると、動作が遅くなってくる。「最近、スマホの動作が遅くなってきた」という人は、スマホの空き容量をチェックし、足りないようなら不要なデータを削除して空き容量を確保しよう。
動作が遅くなってきたら、まずは空き容量を確認
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Androidスマホの空き容量が不足してくると、データが保存できないだけでなく、スマホの動作が不安定になったり、遅くなることがある。スマホの調子がだんだん悪くなってきたと感じる場合、まずは空き容量をチェックし、空き容量が不足しているときは不要なデータや使っていないアプリを削除して容量を確保しよう。
Androidの場合、空き容量を確保する方法はいくつかあるので、順に試していこう。なお、Androidのバージョンや端末によっては利用できない機能もある。この場合は似たような名称の項目がないか確認しよう。
スマートストレージが利用できる場合は、この機能を利用する。オンにすると、写真などバックアップしたファイルは自動的に端末から削除して容量を確保できるようになる。機能をオンにするときは、設定画面で「ストレージ」を開き、「スマートストレージ」をオンにする
ストレージ画面で「空き容量を増やす」をタップすると、ダウンロードしたファイルやあまり使っていないアプリを削除する画面が表示される。不要なアイテムにチェックをつけ、「〜を解放」をタップすると、選択した項目を削除できる
次にアプリのキャッシュを削除する。キャッシュとは、アプリのデータを一時的に保存して動作を高速化する仕組みのこと。アプリによってはキャッシュサイズが大きくなり、多くの容量を消費していることがある。ストレージ画面で「空き容量を増やす」をタップすると、アプリの一覧が表示されるので、キャッシュを削除するアプリ名をタップする
アプリが利用している容量の画面が表示されるので、「キャッシュを削除」をタップする
次に利用していないアプリを削除しよう。設定画面で「アプリと通知」を開き、「～個のアプリをすべて表示」をタップする
スマホにインストールしているアプリ一覧が表示されるので、削除したいアプリ名をタップする
アプリ情報画面が表示されるので、「アンインストール」をタップする。なお、最初からインストールされているアプリの中には削除できないものもある。この場合、「アンインストール」は表示されない
最後に不要なデータを削除しよう。「ファイル」アプリを開き、ファイルの種類を選択する。「画像」や「動画」、「ダウンロード」に保存されているファイルが空き容量を圧迫する要因になることが多いので、これらの項目を開いて、不要なデータがないかチェックする
不要なデータを削除するときは、その項目をロングタッチする。チェックが付いて選択状態になる。削除する項目を選択できたら、右上のごみ箱アイコンをタップする
スマホのいいところは、取り出したらすぐに使えるところだ。パソコンのように待つ必要がない。そんなメリットを損なうような動作速度の低下が気になるようなら、容量不足を確認し、足りない場合は容量を確保しよう。もしmicroSDカードが使える端末なら、大容量microSDカードを装着してデータをそちらに移動し、本体の容量を拡張するのもいいだろう。動作速度に関係あるのは、基本的に本体の空き容量だけだからだ。