一日中スマホを使っていてバッテリー残量が減ってしまったが、充電する時間があまりない! そんなときは、少しでも早く充電したいが、何か良い方法はないのだろうか? 今回は、そんな状況で、スマホの充電時間を少しでも早くする方法を紹介しよう。
Androidスマホなら再起動するだけでOK!
(Image:Shutterstock.com)
長く使っているスマホはバッテリーの持ち時間が短くなって、一日中スマホを使っていると、すぐにバッテリーがなくなってしまう。でも、充電する時間があまりない。そんな経験は誰にでもあるだろう。
スマホの充電時間を少しでも早くしたいなら、充電する前に一旦スマホの電源をオフにして再起動してみよう。実は、Androidスマホの電源をオフにすると、バッググラウンドで動いているアプリやタスク、キャッシュデータなどがすべて消去されるのだ。これにより、スマホが消費する電力を節約できるので、充電の効率が良くなり、結果的にスマホの充電が早くなるというわけだ。ちなみに、この方法はアプリをたくさん起動していて、スマホの動作が遅くなったときにも有効なので、是非試してほしい。
なお、iPhoneはタスクをひとつずつ削除しないといけないので、この方法はAndroidスマホのみに有効な方法である。
Androidスマホは機種で位置は異なるが、電源ボタンは右側や上部にあることが多い。まずは電源ボタンを長押しよう
電源ボタンを長押しするとポップアップが表示されるので、「電源オフ」を選択すればよい
USBケーブルを交換するだけで早くなることも!
スマホの充電を早くしたい場合は、USBケーブルを「急速充電タイプ」に変更する方法もある。実はUSBケーブルにはさまざまな種類があり、通常のケーブルは1A(アンペア)だが、急速充電タイプは2A、3Aなどに対応する。アンペア数は充電速度に直結するので、1Aより2Aの方が充電時間は早くなるのだ。比較的新しいスマホなら急速充電規格(QuickCharge)にも対応しているので、スマホの充電時間を短くしたいなら、とりあえずUSBケーブルを変更してみる価値はある。
たとえば、Amazonで販売されている「Rampow USB Type C ケーブル」はQuickCharge3.0(3A)対応なので、Sony「Xperia XZ/XZ2」、Huawei「P9/P10/Honor 9/8」、Samsung「Galaxy S9/S9+/S8/S8+」などで急速充電が可能である。ちなみに「QuickCharge3.0」とは、米国Qualcomm社が開発したスマホやタブレットを高速に充電できる規格のこと。これに対応するスマホと電源アダプタがあれば確実に早く充電できる。
(Image:Amazon.co.jp)
Amazonで販売されているQuickCharge3.0対応USBケーブルは3A対応なので、高速充電が可能になる