「iPhoneを探す」で友だちが紛失したiPhoneを探す方法【電源オフで利用可能】

iPhoneを失くしたかも!という困ったときに便利なものが「iPhoneを探す」という機能です。実はiOS15以降ではiPhoneの電源がオフの状態でも「iPhoneを探す」機能が利用できます。自分が紛失したときはもちろん、家族や友人がiPhoneを紛失したときにも使える「iPhoneを探す」のやり方を解説します。

困ったときの強い味方「iPhoneを探す」を使えば紛失したiPhoneもかなり詳細な位置まで特定可能

「iPhoneを探す」で友だちが紛失したiPhoneの場所を特定可能

友だちや家族がiPhoneを紛失してしまったとき「iPhoneを探す」を使って失くしたiPhoneの位置を特定することができます。「iPhoneを探す」を利用するにはiPhone/iPadのデフォルトアプリ「探す」を使う方法と、iCoud経由でPCやAndroidスマホから「iPhoneを探す」を利用する方法があります。

iPhone/iPadで「友だちが紛失したiPhone」を探す場合

以下の方法でiPhone/iPadで「友だちが紛失したiPhone」を探すことができます。

【1】端末にデフォルトで入っている①「探す」アプリをタップします【2】「自分」タブを選び、②「自分」を上までスワイプしてください

【3】下の方にある③「友だちを助ける」をタップします【4】サインイン画面が出てくるので「別のApple IDを使用」をタップします【5】iCloudの「iPhoneを探す」のページが開くので④探したいiPhoneのApple IDとパスワードを入力します

【6】地図上に⑤探しているiPhoneの位置が表示されます【7】地図上のiPhoneのアイコンをタッチすると⑥「サウンド再生」「紛失モード」「iPhoneを消去」を行うことができます

iCloud経由で「友だちが紛失したiPhone」を探す場合

以下の方法を利用してiCloud経由で「友だちが紛失したiPhone」を探すことができます。

【1】iCloudの「iPhoneを探す」のページを開いて①探したいiPhoneのApple IDとパスワードを入力します【2】地図上に②探しているiPhoneの位置が表示されます

【3】iCloudの「iPhoneを探す」のページからではなくiCloudのログインページからログインすると【4】2ファクタ認証を求められますが、下部の③「iPhoneを探す」をタップすれば確認コードがなくても「iPhoneを探す」だけは利用できます

iCloud経由で「iPhoneを探す」を利用するにはブラウザでiCloudへアクセスできればOKなので、AndroidスマホやPCからでもiPhoneを探すことが可能です。自分で自分のiPhoneを探すときにも役立ちます。

紛失したiPhoneが「iPhoneを探す」で見つかったときの対処法

探しているiPhoneが近くにありそうな場合、まずはiPhoneのサウンドを鳴らしてみましょう。音を頼りに見つけられればベストです。

もしiPhoneのある位置が遠くてすぐに回収するのが難しい場合は「紛失モード」に切り替えておくのがおすすめです。

サウンドを鳴らす

紛失したiPhoneのサウンドを鳴らし、音を頼りにiPhoneを探すことができます。

【1】地図上に表示された①探しているiPhoneのアイコンをタップします【2】②「サウンド再生」をタップすると「ピコーンピコーンコーン」という音が大音量で流れます

「紛失モード」に切り替える

「紛失モード」に切り替えるとiPhoneを遠隔でロックし、悪用を防ぐことができます。また、紛失したiPhoneの画面に連絡先とメッセージを表示させることができます。

【1】紛失モードにするとiPhoneを遠隔でロックできます。まず①紛失モードをタップします【2】②「続ける」をタップします

【3】紛失モードにすると拾った人へ向けてiPhoneの画面に連絡先とメッセージをロック画面に表示することができます。連絡先を表示させたい場合は③に連絡先の電話番号を入力します【4】メッセージを表示させたい場合は④にメッセージを入力します。拾った方へお礼をする旨のメッセージや警察に届けてくれるようお願いするメッセージなどが効果的です

遠隔操作でiPhoneのデータを消去する方法

最終手段として遠隔操作で端末のデータをすべて消去して、第三者の悪用を防ぐ手段があります。

【1】①「iPhoneを消去」をタップします【2】「続ける」をタップします

【注意点】「iPhoneを探す」は事前設定が必要

iPhoneを紛失したときにとても便利な「iPhoneを探す」機能ですが、事前に設定しておかないと利用することができません。「iPhoneを探す」機能がオンになっているか確認し、もしオンになっていなかったら設定しておくことをおすすめします。

「iPhoneを探す」の設定方法 | 「探す」機能をオンにする

まずは設定から「探す」アプリの機能をオンにすることが必要です。

【1】①「設定」アプリをタップします【2】画面の一番上の「ユーザー名」をタップします

【3】③「探す」をタップします【4】④「iPhoneを探す」をオンにします【5】⑤「iPhoneを探す」と「探すネットワーク」がオンになっていることを確認します

「iPhoneを探す」の設定方法 | 位置情報サービスをオンにする

「探す」アプリをオンにしても、「探す」アプリが位置情報サービスを利用することを許可しないと、「iPhoneを探す」機能が使えません。位置情報サービスがオンになっているかも必ずチェックしましょう。

【1】①「設定」アプリをタップします【2】②「プライバシー」をタップします

【3】「位置情報サービス」をオンにします【4】「位置情報サービス」がオンになっていることを確認します

【5】④「位置情報サービス」の下部に位置情報を利用しているアプリ一覧が表示されているので、そこから⑤「探す」をタップします【6】⑥「このAppの使用中のみ許可」にチェックを入れ、紛失時により見つかりやすくなるよう⑦正確な位置情報もオンにしておきましょう

「iPhoneを探す」をオフにするとどうなるの?

「iPhoneを探す」をオフにすると、紛失したときに「紛失モード」や「iPhoneを消去」を使うことができません。iPhoneを拾った人に悪用されるおそれがあります。

iPhoneを紛失したときに試すべきその他の方法

「iPhoneを探す」機能を使ってもiPhoneを見つけられなかった……そのようなときに試してもらいたい方法をまとめました。

キャリアの紛失サポートを利用する

iPhoneが結局見つからず、キャリアの紛失保証プランに加入している場合は、補償請求して新しいiPhoneと交換できます。キャリアの紛失保証プランに加入しているか、自身の契約内容を再確認しましょう。

端末の紛失について警察に届け出る

iPhoneを見つけられなかったとき、警察に落とし物として届けられている可能性があります。警察に遺失物の届け出をしてみましょう。

「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」で補償を請求する

「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」に加入している場合、補償請求して新しいiPhoneと交換できます。

なおAppleの「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」に加入している場合、新しいiPhoneへの交換には税込12,980円のサービス料が掛かります。また紛失時に「iPhoneを探す」が有効になっていることが必要です。

まとめ | 筆者も「探す」アプリのおかげでiPhoneを見つけたことがあります!

実は筆者も子どもがディズニーランドでiPhoneを落とした際、今回紹介した「iPhoneを探す」を利用して無事見つけた経験があります。落とした場所がアトラクションのどのあたりかまでわかるほど位置情報が正確だったので助かりました。

もしもの時に備えて「探す」機能をオンにしておくことをぜひおすすめします!

オトナライフ編集部
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