iPhoneを長く使っていると、新品だったときに比べて、なんだか動作が重くなったと感じることがある。Webサイト検索やゲームなどをし続けているときに、読み込みが遅いとストレスがたまってしまうだろう。もちろん、この際、新型iPhoneに買い替えるのもひとつの手段だが、その前にまず試してほしい方法があるのだ。今回はiPhoneの動作を解消する方法を紹介しよう。
まずは「Safari」で開いているタブを消去!
(Image:Shutterstock.com)
長年愛用しているiPhoneの動作が、最近重くなったと感じている人は意外と多いのではないだろうか? iPhoneの動作が重くなる要因はいくつかあるが、まず、チェックしたいのが「Safari」のタブを開き過ぎていないかどうかだ。自分でも気が付かないうちに、どんどん新規タブでWebページを開いていることはよくあること。そんなときは、もう閲覧しないタブをスワイプして閉じていこう。タブの開き過ぎで、iPhoneの動作はどんどん重くなるからだ。
開いているWebサイトのタブを消すには、「Safari」を開いているときに表示されるタブアイコンをタップし、消去したいページを左にスワイプすればOK。これだけでiPhoneの動作は軽くなるはずだ。
「Safari」の画面右下にあるタブアイコンをタップして、開いているタブを表示させよう
今開いているタブが表示されるので、もう見ないタブを左へスワイプして消去すればよい
設定リセットでもiPhoneの動作は改善する!
「Safari」のタブを閉じてもあまり動作が改善されない場合は、iPhoneの設定を初期化してみよう。設定をリセットすることで、新品のときに近い状態にできるので、再びあのサクサク感を得られるのだ。その方法はiPhoneの「設定」から「一般」→「リセット」→「すべての設定をリセット」(パスコード入力が必須)をタップすればいい。
ただし、この方法ではWi-Fiの設定、位置情報、パスコードロックや指紋認証、機能制限など、自分で入力したiPhoneの「設定」がすべて初期化されることになる。連絡先や写真のデータなどが消えることはないが、再度、すべての設定を入力し直すことになるので、どうしても動作が改善しないときの最終手段として実行したほうがよいだろう。
「設定」→「一般」→「リセット」を開き、「すべての設定をリセット」をタップしよう。これで設定がすべてリセットされるため、iPhoneの動作はかなり軽くなるはずだ