Appleファンはいま、ついに正式発表された新製品の発表イベントの開催を心待ちにしていることだろう。しかし、このタイミングで「『iPhone SE』の第4世代が2023年に発売される」という噂が飛び込んできた。驚きの情報を発信したのはリーカーのAppleTrack(@appltrack)氏。iPhone SEはこれまで2016年・2020年・2022年と3~4月に発売されているが、仮に2023年に発売された場合は2年連続の登場となる。
公式イベント直前にもかかわらず、現在ネット上はこの話題で盛り上がっているようだ。
iPhone SE(第4世代)が2023年発売か!? iPhone XRをリブランド?
Appleが毎年秋に恒例の新製品発表イベントを開催していることはAppleファンには周知の事実だ。2022年は「Far Out.」と題して9月7日(日本時間9月8日)に開催される。
そして、このタイミングで「新しいiPhone SEが2023年発売か」というニュースが飛び込んできた。
リーカーのAppleTrack氏は8月30日、自身のTwitterで「2023年に登場する可能性が高い『iPhone SE(第4世代、仮称)』は、『iPhone XR』がベースになる」とツイート。加えて、「Face ID」、「12MP背面カメラ」、「IP67の防水性」が搭載されることを示唆している。
また、各種報道によれば、この情報は現地時間8月29日に配信されたPodcast番組「Geared Up」をもとにしたものだという。
発売のタイミングが予想しにくいSEシリーズ
AppleTrack氏が具体的に伝えたiPhone SE(第4世代)のスペックは、実は元のiPhone XRの性能と変わらないものだ。であれば、2018年発売のiPhone XRの新古品を購入しても問題ないように思える。
変更点が生まれるとすれば、まずは、搭載されるチップが最新バージョンになることが考えられる。2022年発売の「iPhone SE(第3世代)」でも、SoCが2021年の「iPhone 13」シリーズに搭載されたバージョンにグレードアップしていた。新しいiPhone SEでも同様に最新のチップが採用されることだろう。
一方で、iPhone SE(第3世代)等で筐体のベースとなっていたのは「iPhone 8」だ。それがiPhone XRに変化したことで、生体認証機能が指紋認証「Touch ID」から顔認証・Face IDへと変更される可能性が高い。実際に、AppleTrack氏もツイートでFace IDの存在に言及している。
iPhoneのナンバリングシリーズがFace IDへと移行するなか、いまだTouch IDも根強い人気を誇っており、これまで一貫してTouch IDを採用しているiPhone SEシリーズはTouch ID派の“最後の砦”でもあった。SNS上でも「iPhone SEの第4世代って、Face IDになるの、マジ?」「Face IDが嫌だからSEを使っているのに…」といったTouch ID派の声も聞こえてきている。
はたして、アップルはiPhone SE(第4世代)でどのような判断を下すのか。今後の報道からも目が離せない。
引用元:RUMOR: The iPhone SE 4, likely coming next year, will essentially be a rebranded iPhone XR 【AppleTrack(@appltrack)】
引用元:iPhone XR – 技術仕様【Apple】
※サムネイル画像は(Image:「AppleTrack(@appltrack)」Twitterより引用)