2022年9月8日に発表されるとみられる「iPhone 14(仮称)」。発売イベント含め、楽しみに待っている人も多いだろう。毎年秋に新シリーズが発表されているが、今回のiPhone 14の購買意欲はどうなっているのだろう。「iPhone 14が発売されたら買うか」との質問に、「買う」と回答したのは32.6%とおよそ3人に1人の割合で、例年に比べるといくらか少な目な印象だ。
今回は、そのようなiPhone 14に関するアンケートについてお伝えしていきたい。
秋に発売予定のiPhone 14、発売されたら買うと答えたのは32.6%
日本時間9月8日2時に開催されるアップルのイベントでの発表が予想されているiPhone 14。自ら発表を確認するため、夜更かしするつもりの熱心なアップルファンも少なくないことだろう。iPhoneは毎年秋に新シリーズが発表されているため、今回もiPhone 14が発表されるとみられている。
では、iPhone 14の購買意欲はどうなっているだろうか。iPhone・Android・キャリアの総合情報サイト「スマホのススメ」が10代~60代の男女300人に「iPhone 14の購買意欲調査」を行ったところ、「iPhone 14が発売されたら購入するか?」との問いに、32.6%が「買う」と答えた。
この数字は同社が3月に実施した「iPhone SE3購買意欲調査」で「買う」が58.3%になった過去調査と比べると、大幅に低くなっていると言える。購入希望者が減少した理由として考えられるのは、iPhone 14の値上がり報道だろうか。年々進むハイスペック化や昨今の物価上昇による値上がりが確実視されている状況だが、今後、価格やスペックなどが明らかになるにつれて「思ったより高くなかった」と購入希望者が出てくる可能性はあるだろう。
では、iPhone 14を購入したい人、購入しない人、それぞれ理由はなんだろうか。購入したい人の理由として挙げられたのは、iPhoneの性能向上があるようだ。「A16 Bionicチップが搭載される」「フロントカメラにフォーカス機能が搭載される」などの情報があり、それらへの期待がみえる。
ほかにも、現iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなってきたことや、指紋認証「Touch ID」の搭載を期待するといった声がある。指紋認証への期待は、顔認証への不満と考えられるが、昨今は外出中だとマスクをしておりマスク顔は認識してもらえないこと、暗闇では顔をうつせない、真正面よりずれた角度だと認証できないこと、またロック解除自体に2秒ほどかかる、まどろっこしさも受け入れがたいのだろう。
対して購入しないと答えた人は、そのほとんどが値上げを理由にしていた。毎年新シリーズが発売になると、前モデルは値引きされるのだが、2022年は円安の影響で7月に異例の値上げをしており、前モデルの購入を考える人が20.2%と少なめなことも同じ理由だろう。
「iPhone 14は店舗とオンラインどちらで購入するか」との問いには、店舗でと答えた人が約6割と店舗で手にとってみたいとの思いが強いのだろう。オンラインでは「待ち時間がない」、「在庫が豊富で」などのメリットがあるが、初期設定を自分でしないといけなかったり、オンライン自体の手続きに不安を感じる人がいまだ多いようだ。
iPhoneユーザーにとっては年に一度のお祭りの日となるか。その動向に注目だ。
出典元:【独自アンケート】iPhone14は購入する?しない?【スマホのススメ】
※サムネイル画像(Image:Art-Dolgov / Shutterstock.com)