シャープ「AQUOS sense7」「7 plus」を発表、注目は高性能カメラ

2022年9月26日、シャープは人気ミドルクラススマホの一角である「AQUOS sense」シリーズから新作を発表した。今回は「AQUOS sense7」と「AQUOS sense7 plus」の2種類で「AQUOS sense4」以来の「plus」の発売や、大型センサーを搭載したハイエンドモデル並みの高性能カメラなど、早くも期待の声が多く上がっているようだ。なお、発売時期は2022年10月~11月の予定で、AQUOS sense7はドコモ、au、UQモバイルから、AQUOS sense7 plusはソフトバンクのみで発売となる。

弱点克服? 「AQUOS R7」で培ったノウハウをいかしたカメラ強化モデル

外観はAQUOS R7そっくりなAQUOS sense7(画像は「シャープ」プレスリリースより引用)

AQUOS sense7/sense7のキャッチコピーは「継承と進化」。AQUOS senseシリーズのバッテリー持ちのよさや、万人受けするバランス感を受け継ぎつつ、カメラはシャープのハイエンドモデル「AQUOS R7」でライカと提携した技術を応用。従来のミドルレンジスマホのレベルを大きく超える高性能なものとなる。

最大の特長は、先代の「AQUOS sense6」から66%大型化したという1/1.55型のカメラセンサーを搭載したことだろう。アウトカメラは5030万画素の広角と800万画素の超広角の2つが採用され、オートフォーカスの速度はAQUOS sense6に比べ2倍に向上した。AQUOS sense6では標準、広角、望遠の3眼のレンズだったが、今回は広角と超広角の2眼のみ。これはメインカメラで撮影して望遠相当にトリミングしたほうがAQUOS sense6の望遠カメラよりも美しい仕上がりになるそう。製品発表会でも、1/1.55型のカメラセンサーと5030万画素のかけあわせが高性能である、と説明されていた。

進化したのはカメラだけではない。顔認証はマスクをしたまま可能になり、コロナ社会に対応。指紋認証は側面にセンサーがつき、感度もいまいちだと評判のよくなかった、画面上での認証よりも使い勝手はよくなると想定されるのも嬉しい進化ポイントになりそうだ。

AQUOS senseシリーズで初のステレオスピーカー内蔵となるAQUOS sense7 plus(画像は「シャープ」プレスリリースより引用)

次に、久しぶりに発売される「plus」となるAQUOS sense7 plusを詳しく見てみよう。

AQUOS sense7との一番の違いは画面の大きさだ。約6.1インチサイズで解像度は1080×2432ドットであるAQUOS sense7に対し、AQUOS sense7 Plusは約6.4インチサイズで解像度1080×2340ドットと、一回り大きいサイズとなっている。さらに、ステレオスピーカーを採用し、動画再生はハイエンドクラス並みの技術を採用している。リアルで迫力のある動画視聴体験を“Plus”された機種だという。

ユーザーにとって一番気になるのが価格。AQUOS sense6は、新規または機種変更の一括払いの価格で40,470円~57,024円だったが、AQUOS sense7は世界的なインフラと円安の影響で部品代の上昇も避けられないため、それよりも高くはなるだろうという予想されている。

それでも現在発売されているハイエンドモデル「AQUOS R7」は高額すぎて手が出ないというシャープのスマホを愛用者にとっては、AQUOS sense7が前モデルよりも多少値上がりしても欲しいと思う人は少なくないだろう。発売日や価格など、今後の情報に注目したい。

●シャープ「AQUOS sense7」は→こちら
●シャープ「AQUOS sense7 plus」は→こちら

※サムネイル画像は(Image:「シャープ」プレスリリースより引用)

オトナライフ編集部
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